【永久保存版】用途別に木製バットの選び方について解説します!

【永久保存版】用途別に木製バットの選び方について解説します!

皆さまこんにちは!Amazingベースボールパートナーのパー兄です!

今回は「素材が多くてどれを選んでいいか分からない」と相談を受けることが多い木製バットの選び方についてをバットの用途別に分けて詳しく解説しようと思います。

これから木製バットを使う選手や、野球を始めたてで練習用にバットをお探しの方にとって参考になるように書いていきますので、興味がある方はぜひ読み進めてみてください!

 

 

 目次

  

■木製バットってなに?

木製バットは、野球やソフトボールなどの球技に使用されるバットの一種で、一般的に木材で作られたものを指します。

当記事では広い意味で自然素材で作られている物について「木製バット」と総称しており、竹素材で作られた竹バット、竹材とメイプル材を貼り合わせたラミーバットと呼ばれるトレーニング用に強度を最適化したバットにつきましても「木製バット」の一種としてご紹介させていただきます。

 

一般的には、メイプルやホワイトアッシュなどの硬質木材が使用され、これらの木材は、バットを軽量化し、同時に十分な強度を持たせることができるのでバット材として古くから使用されてきました。

木製バットは、金属バットに比べて球の飛距離が短くなる傾向がありますが、打球の飛び方や音、手触りなどが独特で、素材によってその違いも顕著に表れるため木製バットを使用するにあたって素材別の特徴を知っておくことでプレーの質を高めることができます。

高校野球以上の大学、社会人、プロ野球のステージでは、木製バットの使用が義務化されており、野球を長く続けたい選手にとってはいずれ必ず使うことになるので中高生のうちから木製素材のバットに親しんでおくことがおすすめです。

 

試合用で使う木製バット

先ほどもお伝えしましたが硬式野球では高校野球を卒業した後のリーグ・連盟につきましては公式試合では木製バットの使用が義務付けられています。(大学野球、社会人野球。プロ野球)

試合用で使用するバットについては全日本バット工業会が認定しているBFJマークや日本プロ野球機構認定のNPBマークのついたバットでしか試合での使用が認められておりませんのでバットを選ぶ際には事前に知っておかなければいけません。

大前提として試合用で使用するバットには上記のBFJマークもしくはNPBマークが貼り付けられたもの選ぶということをご理解いただいた上で読み進めてください。

使用できる木製バットの素材とは

試合で使用ができる木製バットには原木として使用される素材が限定されております。

素材によってボールを打った時の打感や、バットのしなり具合も変わってきますので自分の好みやスイングの形、プレースタイルに合わせて素材を選ぶことができればパフォーマンスに大きく貢献させることができるのでバットを選ぶ際に「メーカー、サイズ、形状、素材」をバット選びの基準として自分の中で確立させておくとよいでしょう。

試合で使用できる木製バットの素材一覧

試合で使用できる木製バット素材について一般的に流通されている素材をあげると以下の4つの素材が存在します。

  • メイプル材
  • バーチ材
  • ホワイトアッシュ材
  • アオダモ材

これらの素材は先ほどもご紹介しましたが打った時の打感や、しなり具合、打球の飛び具合も変わってきますのでこの後紹介させていただきます。

 

練習用で使う木製バット

一般的に練習で使用するトレーニングバットについて紹介させていただきます。

先ほどご紹介させていただきました試合用で使う木製バットについては試合用に飛びやすく、打感にもこだわったものが多いですが、練習用で使うバットについては日々使用する頻度が多い為、基本的には折れにくいように強度を高く設計されているものを指します。

 

練習用で使用する木製バットの素材一覧

  • 竹材(竹バット)
  • 竹×メイプル材(ラミーバット)

練習で使用する為に耐久性を最適化したバットは竹バットとラミーバットが主流です。

特に練習頻度の高い中高生の選手の方にとって折れにくいので重宝されているバットになります。加えて竹バットやラミーバットは試合で使用するバットに比べて価格も安価なので経済的にも優れており、多くのプレイヤーが練習用として選ぶことが多く見受けられます。

 

 

素材別にこんなに違うの?

上記でご紹介したそれぞれのバット材はそれぞれの素材によって打感やしなり具合、飛び方が異なります。本章ではそれぞれの素材別のバットの特徴を紹介し、バット選びにお役立ていただけるようにご紹介させていただきます!

 

試合用バットの王道のメイプル材

現在流通している木製バットの代表種として真っ先に挙げられるのが「メイプル材」です。

メイプル材とは日本ではカエデ呼ばれる木材のことで中国や北米で生息している落葉広葉樹のことをいいます。

現在日本プロ野球界においては約80パーセントの選手がこのメイプル材のバットを使用していると言われており、今や木製バットの王道」として君臨する今最もポピュラーな素材です。

素材の特徴として堅くて耐久性が高く、強い打感が持ち味ですので金属バットの打感に近いと言われおり、高校卒業まで金属バットを使用する日本人にとって最も馴染みやすい素材と言われおります。

また原産地によって素材の特徴も大きく異なり、寒冷地で育つメイプル材はゆっくり時間をかけて育つことから木目が詰まった「飛びやすい」バットが作りやすいと言われおります。寒冷地で育つメイプル材の代表種として「北米産メイプル」が挙げられます。

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バーチ材

次に紹介するのがバーチ材です。
日本では樺の木として親しまれている木材です。
このバット材の特徴としましては軽いバットを作るのに適していると言われている点で、800g前半の軽い比重のバット作りが可能です。
打感としてはやや堅めで、程よくしなりが効いており、近年プロ野球界でもこのバーチ材を使用する選手が増えてきました。

ホワイトアッシュ材

ホワイトアッシュ材はかつてメジャーリーグを中心に人気の高いバットでした。
日本人メジャーリーガーの松井秀喜選手もこのホワイトアッシュ材を使用していたと言われており、メイプルやバーチ材と比べてやや柔らかく、しなりが効いているのが特徴です。
しかし打面が木目に沿って剥がれてくるので練習用として使用するのは不向きですので、ご使用を検討される際には注意が必要です。

アオダモ材

アオダモ材といえばかつて日本の野球界においてはバット材の王様として君臨したバット材です。
打感が柔らかくて、しなりが強いのが特徴で「バットにボールを乗せて運ぶ」というバッターにとっては最適なバット材と言えます。
しかし、今ではバット材として使える材が枯渇しておりほとんど流通されておりません。長年愛されてきた日本プロ野球選手の多くがアオダモからメイプル材にバット材を切り替えていきました。

竹材(竹バット)

次に紹介するのが竹材についてです。
竹材を使用して作られる通称「竹バット」は日本のアマチュア野球界に最も馴染み深いバットと言えるでしょう。
竹材ならではのしなりと積み上げるように竹材を組み合わせることで強い耐久性を生み出しており、最も折れにくい木製バットとして練習用に広く使用されることが多いです。
今では日本の野球名門校と呼ばれる多くの高校や中学野球チームでこの竹バットが使用されており、折れにくい以外にも比較的安価で経済的であることや、
その他のバットと比べて芯が狭いため、芯で捉える練習ができるので練習に最適です。
これから野球を始める方や、中学・高校生から硬式野球を始める選手にとっては初めに購入するマイバットとして選ばれることが多く、1本持っておくといいでしょう。

竹×メイプル材(ラミーバット)

ラミーバットは竹材とメイプル材を貼り合わせたトレーニングバットです。
竹バットは耐久性が高いですが、飛びにくいため練習で気持ちよく飛ばせないと感じる方がいます。
試合用で使うバットのような打感がありつつ耐久性を高く設計する為にグリップ部分を竹材で
打芯部分をメイプル材に貼り合わせて作られています。

悩んだ時は王道を選ぶべし

結局いろんな素材のバットがあって自分がどのバットを選んだらいいか分からない!という方は「王道」を選ぶこと。用途別に最も選ばれている素材を選ぶことをオススメします。
最も多く流通しているという点においては品質がしっかりしていることが多く、
そして多くの人に選ばれているだけの理由がありますので、初めてでよく分からないという方はまず王道のバット材を選んで自分に合うかどうか実際に打ってみることをオススメします。

試合用の王道バット材「メイプル材」

前章でもお伝えしましたが、メイプル材のバットは日本のプロ野球界でも約80%の選手に愛用されているthe王道と言えるバット材です。
堅くて、弾きも良いので高校野球を卒業されてこれから木製バットを使用する選手はとりあえずこのメイプル材のバットを使用されることをオススメします。
また近年ではその耐久性の高さと実戦的な打感を感じられることから中高生の練習用バットとしてメイプル材のバットを個人持ちで使用するケースが非常に増えています。
将来プロ野球を目指している選手にとって木製バットへの切り替えは必ず課題になってきますので、早いうちから木製バットに慣れ親しんでおくことをオススメします。

北米産メイプル材のバット

メイプル材の中でも「王様」と呼ばれる北米を原産とするメイプル材「北米産メイプル」は特に打感が堅くて弾きが良いため、プロ野球選手の間で人気です。
一般的にも流通されておりますが、他のバットと比べ高価ではありますが、
一般的なメイプル材との違いは顕著で、道具にこだわってプレーしたいと考えている選手にとってはオススメのバット材です。

▼北米産メイプル材のバットはこちら
練習用の王道バット材「竹材(竹バット)」
練習用で最も選ばれている王道のバット材は「竹材(竹バット)」です。
画像のように竹材が積み木のように組み上げられているのが特徴的で、耐久性においては自然素材のバットで竹バットに勝るバットはないでしょう。
価格も比較的安価で、もし練習中に折れてしまっても買い換えやすいことがメリットとして挙げられます。
全国の強豪校をはじめとする中高生チームにとって今や必需品とも言われるほど浸透しているので、野球を始める際にはまず1本「竹バット」を購入することをオススメします。
また芯が狭いことで芯で捉えるミート力を鍛えることができるので、実打の練習用アイテムとしてはこれ以上ないバットと言えるかもしれません。
とにかく練習用の実打バットで悩んでいる方は、竹バットを1本ご用意されることをオススメします。

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まとめ

今回の記事についていかがでしたか?
初めて木製バットを購入する方にとって「木製バットの素材の多さ」はバット選びの際に頭を悩ませる要素の一つです。
より高いレベルで野球を極めたいという方は是非それぞれの素材を研究して自分に合う素材のバットを知っておくことをオススメします。
とりあえずお急ぎでバットの素材の違いを把握して用途に合ったバットを選びたいという方はどうぞ当記事を参考にしてバットを1本選んでいただき実際にボールを打つことで身体を使ってそれぞれのバットの違いを確認していくのがいいでしょう。
最後に私たちAmazing the storeでは用途別に最適化された各種木製素材のバットを揃えております。
あなたの素敵なベースボールライフを充実させるためにも一度商品を見ていただき、自分の能力・パフォーマンスを効率よく発揮させる為に導入を検討されてはいかがでしょうか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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