ニュース

硬式用のおすすめ竹バットを紹介!効果的な練習法とは?

硬式用のおすすめ竹バットを紹介!効果的な練習法とは?

竹バットの購入を検討している人のなかには、どれを選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。 この記事では、硬式野球で使用できる、おすすめの竹バットを5つ厳選して紹介します。また、竹バットを選ぶ際のポイントや効果的な練習方法も紹介するので、自分に合った竹バットを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。 硬式で使用する竹バットの選び方 竹バットを選ぶ際に重要なのが、自分の体格に適した長さ・重さであるかどうかです。以下では、使用者の年代別にバットを選ぶ際の長さ・重さの目安を一覧表にしました。ぜひ参考にしてください。 高校生であれば、長さ83cm~86cm・重さ900g前後のバットを選ぶことをおすすめします。しかし、中学生になるまでは自分の体格に合わせてバットを選びましょう。 体格に合っていないバットを練習に使用すると、怪我をしたり、バッティングフォームを崩したりする原因になります。そのため、バットサイズを選ぶ際は上記の一覧表を参考にしてみてください。 【硬式用】おすすめの竹バット5選 ここからは、硬式野球で使用できるおすすめの竹バットを厳選して5つ紹介します。それぞれのバットの価格や特徴を詳しく解説するので、バット選びの参考にしてください。 なお、竹バットは通常の木製バットや金属バットに比べて、芯が狭い設計になっているため、試合で使うには不向きです。あくまでも「練習用」として使用することをおすすめします。 ZETT|エクセレントバランス 価格 9,350円(税込) サイズ 6.7×6.7×84cm 重量 平均900g 素材 合竹+打撃部メイプル4面張り 原産国 中国 カラー ウスダーク、ナチュラル/ウスダーク、Lレッド/ブラック、ナチュラル/ブラック エクセレントバランスは、グリップ部分が竹で、打撃部分はメイプルの素材を採用しています。オリックス・バファローズの森友哉選手が愛用しているバットと似た細いグリップを採用しており、操作性に優れているのが特徴です。 MIZUNO|バンブーバリエーション 価格 13,750円(税込) サイズ ・長さ:83cm ・最大径:平均Φ64mm 重量...

硬式用のおすすめ竹バットを紹介!効果的な練習法とは?

竹バットの購入を検討している人のなかには、どれを選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。 この記事では、硬式野球で使用できる、おすすめの竹バットを5つ厳選して紹介します。また、竹バットを選ぶ際のポイントや効果的な練習方法も紹介するので、自分に合った竹バットを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。 硬式で使用する竹バットの選び方 竹バットを選ぶ際に重要なのが、自分の体格に適した長さ・重さであるかどうかです。以下では、使用者の年代別にバットを選ぶ際の長さ・重さの目安を一覧表にしました。ぜひ参考にしてください。 高校生であれば、長さ83cm~86cm・重さ900g前後のバットを選ぶことをおすすめします。しかし、中学生になるまでは自分の体格に合わせてバットを選びましょう。 体格に合っていないバットを練習に使用すると、怪我をしたり、バッティングフォームを崩したりする原因になります。そのため、バットサイズを選ぶ際は上記の一覧表を参考にしてみてください。 【硬式用】おすすめの竹バット5選 ここからは、硬式野球で使用できるおすすめの竹バットを厳選して5つ紹介します。それぞれのバットの価格や特徴を詳しく解説するので、バット選びの参考にしてください。 なお、竹バットは通常の木製バットや金属バットに比べて、芯が狭い設計になっているため、試合で使うには不向きです。あくまでも「練習用」として使用することをおすすめします。 ZETT|エクセレントバランス 価格 9,350円(税込) サイズ 6.7×6.7×84cm 重量 平均900g 素材 合竹+打撃部メイプル4面張り 原産国 中国 カラー ウスダーク、ナチュラル/ウスダーク、Lレッド/ブラック、ナチュラル/ブラック エクセレントバランスは、グリップ部分が竹で、打撃部分はメイプルの素材を採用しています。オリックス・バファローズの森友哉選手が愛用しているバットと似た細いグリップを採用しており、操作性に優れているのが特徴です。 MIZUNO|バンブーバリエーション 価格 13,750円(税込) サイズ ・長さ:83cm ・最大径:平均Φ64mm 重量...

竹バットは折れやすい?デメリットを解消するおすすめの竹バットとは?

竹バットは折れやすい?デメリットを解消するおすすめの竹バットとは?

竹バットは、天然素材である竹を使用して製造しています。耐久性が優れているのか疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。 そもそも竹バットは竹を削り出して製造されており、消耗品であると理解すべきです。しかし、こまめにメンテナンスを行っていれば、長く使用し続けられます。 この記事では、竹バットが折れやすいとイメージされる理由や長持ちさせるための方法、そして折れにくい竹バットの選び方を紹介します。本記事の内容を参考に、竹バットの購入を検討してみてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 竹バットの耐久性とは 竹バットは、コストパフォーマンスが高いため、多くの選手が練習用として活用しています。 製造方法は、以下の手順で行われています。 1. 竹を平らに削り出す 2. 削り出した竹糊付けしたあとでプレス加工し、角材を作る 3. 2で作った角材をバットの形状に削り出す このように、薄い竹のプレートを張り合わせて製造されているため、木製バットよりも高い耐久性を実現できています。 なお、経年劣化により張り合わせた竹板の一部が剥離することはあるものの、真っ二つに折れることは稀といえるでしょう。 ただし、竹バットは天然素材であるため、保管環境や使い方によって寿命に差が出てしまいます。高い耐久性を維持するには、こまめなメンテナンスが必要です。 竹バットの製造方法について、以下の記事で詳しく紹介しています。竹バットの耐久性の秘密について知りたい方は、ぜひご覧ください。 https://shop.amazing-baseball.com/blogs/news/bamboobat_koutei 竹バットが折れやすいといわれている理由 先述した通り、竹バットは高い耐久性を誇っています。しかし、竹バットは天然素材から製造されているため、折れやすいと誤解している方が一定数いるのも事実です。 竹バットが折れやすいと思われている背景には、いくつかの理由が存在します。主な理由は以下の通りです。   ・芯が狭く設計されているため ・使用頻度が高いため ・適切なメンテナンスが必要なため  ...

竹バットは折れやすい?デメリットを解消するおすすめの竹バットとは?

竹バットは、天然素材である竹を使用して製造しています。耐久性が優れているのか疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。 そもそも竹バットは竹を削り出して製造されており、消耗品であると理解すべきです。しかし、こまめにメンテナンスを行っていれば、長く使用し続けられます。 この記事では、竹バットが折れやすいとイメージされる理由や長持ちさせるための方法、そして折れにくい竹バットの選び方を紹介します。本記事の内容を参考に、竹バットの購入を検討してみてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 竹バットの耐久性とは 竹バットは、コストパフォーマンスが高いため、多くの選手が練習用として活用しています。 製造方法は、以下の手順で行われています。 1. 竹を平らに削り出す 2. 削り出した竹糊付けしたあとでプレス加工し、角材を作る 3. 2で作った角材をバットの形状に削り出す このように、薄い竹のプレートを張り合わせて製造されているため、木製バットよりも高い耐久性を実現できています。 なお、経年劣化により張り合わせた竹板の一部が剥離することはあるものの、真っ二つに折れることは稀といえるでしょう。 ただし、竹バットは天然素材であるため、保管環境や使い方によって寿命に差が出てしまいます。高い耐久性を維持するには、こまめなメンテナンスが必要です。 竹バットの製造方法について、以下の記事で詳しく紹介しています。竹バットの耐久性の秘密について知りたい方は、ぜひご覧ください。 https://shop.amazing-baseball.com/blogs/news/bamboobat_koutei 竹バットが折れやすいといわれている理由 先述した通り、竹バットは高い耐久性を誇っています。しかし、竹バットは天然素材から製造されているため、折れやすいと誤解している方が一定数いるのも事実です。 竹バットが折れやすいと思われている背景には、いくつかの理由が存在します。主な理由は以下の通りです。   ・芯が狭く設計されているため ・使用頻度が高いため ・適切なメンテナンスが必要なため  ...

竹バットの作り方(製造工程)は?構造と素材の秘密に迫る

竹バットの作り方(製造工程)は?構造と素材の秘密に迫る

竹バットは、耐久性に優れているにもかかわらず、購入しやすい価格帯であるため、練習用のバットとして多くの野球選手に愛用されています。 そんな竹バットについて「竹バットはどのように作られているのだろう?」「木製バットと何が違うの?」などの疑問を抱いている方も多いでしょう。 本記事では、竹バットの製造工程について解説します。また、竹バットの構造や素材、長持ちさせる秘訣などを紹介するので、理解を深めたい方は参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 竹バットの構造と素材について 竹バットは、1本の竹から作られているわけではありません。ここでは、竹バットがどのような構造・素材で作られているのか、紐解いていきましょう。 構造は「集成材」を活用して作られる 竹バットは、小さい木材を接着剤で再構成して作られる「集成材」を用いて作られています。 1本の竹だけでは強度や均一性に問題があるため、複数の竹片を組み合わせることで、強度を高め、品質を安定させているのです。 この集成材構造によって、竹特有のしなりと反発力を活かしつつ、打球時の衝撃に耐える強度を実現しています。このように、1本の竹では実現できない強度を実現している竹バットは、練習に適したバットといえるでしょう。 素材は主に「孟宗竹」が使われている 竹バットに用いられる素材として有名なのは、淡竹(はちく)・真竹(まだけ)・孟宗竹(もうそうちく)の3種類です。 なかでも、孟宗竹は他の竹に比べて分厚く繊維が密で強度が高く、バットに適した素材とされています。また、成長が早いため、資源としても持続可能な点もメリットです。 このように、孟宗竹は強度・大きさ・資源としての持続性などのさまざまな面で、竹バットの素材に適しているといえるでしょう。 竹の節と空洞をどうやってバットに変える? 先述した通り、竹バットは集成材で作られており、丸竹(伐採したままの竹)を削ったものではありません。 まずは材料となる竹を裁断し、竹の節などの不要な部分を取り除いた竹板(ラミナ)を作ります。そして、切り出した竹板同士を接着し、空洞がないように集成材を作成します。複数の竹板を接着した集成材構造であるため、強度は高いです。 さらに、バットの形状に成形する際には竹の繊維方向を考慮し、衝撃に強くなるように竹を配置し、プレスしていきます。このように、竹の特性を理解したうえで適切な加工を施すことで、木製バットとは異なる強度と反発力を実現しているのです。 竹バットの作り方【製造工程】 竹バットは、職人の手によって丁寧に作られています。ここでは、竹バットの製造工程を詳しく見ていきましょう。 1.竹を煮沸して柔らかくする まずは、伐採してきた竹から複数の竹板を切り出します。竹板は、一般的なサイズの竹から8本切り出すことができ、バット1本を制作するにあたって70本~80本の竹板が必要です。 次に、竹を数時間煮沸し、付着しているゴミや余分な油を落としたり、竹の繊維を柔らかくしたりして、加工しやすいように下準備をします。また、煮沸した竹板は、約2ヶ月かけてしっかりと乾燥させておきます。 2.アール部分の不要部分を削り落とす 次に、乾燥させた竹から、バットの形状に必要な部分以外のアール部分(曲線・曲面)を削り落とします。材料となる竹はそれぞれ形状が異なるため、形状に応じた研磨作業が必要です。 バットとして均一な性能を発揮させるためには、竹の厚みや繊維の方向を意識しつつ、丁寧に削っていく必要があります。この工程を経て、竹はバットの形に近づいていきます。...

竹バットの作り方(製造工程)は?構造と素材の秘密に迫る

竹バットは、耐久性に優れているにもかかわらず、購入しやすい価格帯であるため、練習用のバットとして多くの野球選手に愛用されています。 そんな竹バットについて「竹バットはどのように作られているのだろう?」「木製バットと何が違うの?」などの疑問を抱いている方も多いでしょう。 本記事では、竹バットの製造工程について解説します。また、竹バットの構造や素材、長持ちさせる秘訣などを紹介するので、理解を深めたい方は参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 竹バットの構造と素材について 竹バットは、1本の竹から作られているわけではありません。ここでは、竹バットがどのような構造・素材で作られているのか、紐解いていきましょう。 構造は「集成材」を活用して作られる 竹バットは、小さい木材を接着剤で再構成して作られる「集成材」を用いて作られています。 1本の竹だけでは強度や均一性に問題があるため、複数の竹片を組み合わせることで、強度を高め、品質を安定させているのです。 この集成材構造によって、竹特有のしなりと反発力を活かしつつ、打球時の衝撃に耐える強度を実現しています。このように、1本の竹では実現できない強度を実現している竹バットは、練習に適したバットといえるでしょう。 素材は主に「孟宗竹」が使われている 竹バットに用いられる素材として有名なのは、淡竹(はちく)・真竹(まだけ)・孟宗竹(もうそうちく)の3種類です。 なかでも、孟宗竹は他の竹に比べて分厚く繊維が密で強度が高く、バットに適した素材とされています。また、成長が早いため、資源としても持続可能な点もメリットです。 このように、孟宗竹は強度・大きさ・資源としての持続性などのさまざまな面で、竹バットの素材に適しているといえるでしょう。 竹の節と空洞をどうやってバットに変える? 先述した通り、竹バットは集成材で作られており、丸竹(伐採したままの竹)を削ったものではありません。 まずは材料となる竹を裁断し、竹の節などの不要な部分を取り除いた竹板(ラミナ)を作ります。そして、切り出した竹板同士を接着し、空洞がないように集成材を作成します。複数の竹板を接着した集成材構造であるため、強度は高いです。 さらに、バットの形状に成形する際には竹の繊維方向を考慮し、衝撃に強くなるように竹を配置し、プレスしていきます。このように、竹の特性を理解したうえで適切な加工を施すことで、木製バットとは異なる強度と反発力を実現しているのです。 竹バットの作り方【製造工程】 竹バットは、職人の手によって丁寧に作られています。ここでは、竹バットの製造工程を詳しく見ていきましょう。 1.竹を煮沸して柔らかくする まずは、伐採してきた竹から複数の竹板を切り出します。竹板は、一般的なサイズの竹から8本切り出すことができ、バット1本を制作するにあたって70本~80本の竹板が必要です。 次に、竹を数時間煮沸し、付着しているゴミや余分な油を落としたり、竹の繊維を柔らかくしたりして、加工しやすいように下準備をします。また、煮沸した竹板は、約2ヶ月かけてしっかりと乾燥させておきます。 2.アール部分の不要部分を削り落とす 次に、乾燥させた竹から、バットの形状に必要な部分以外のアール部分(曲線・曲面)を削り落とします。材料となる竹はそれぞれ形状が異なるため、形状に応じた研磨作業が必要です。 バットとして均一な性能を発揮させるためには、竹の厚みや繊維の方向を意識しつつ、丁寧に削っていく必要があります。この工程を経て、竹はバットの形に近づいていきます。...

バッティングで肩が下がるのはNG?レベルスイング習得のためのポイント

バッティングで肩が下がるのはNG?レベルスイング習得のためのポイント

バッティングにおけるスイングは、主に以下の3種類に分けられます。 ・アッパースイング・レベルスイング・ダウンスイング 試合で結果を出すためには、バッティングフォームやスイングの軌道について試行錯誤し、自分にあった形を見つける必要があります。そんななか「肩が下がっているぞ」と指導された経験がある方も多いのではないでしょうか。 この記事では、バッティングにおける肩の下がり方について、正しい理解と改善策を徹底解説します。NGな肩の下がり方を理解し、効果的な練習法を実践することで、レベルスイングを習得できるようになるでしょう。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで肩が下がるのはNG? バッティングにおいて、肩は完全に水平に保たれるわけではありません。 実際には、テイクバックからトップ、そしてインパクトにかけて、肩は自然な動きのなかで上下に動きます。つまり、自然な体の動きのなかで、肩が下がるのは許容範囲といえるでしょう。 重要なのは、その肩の下がり方がスイングに悪影響を及ぼす「NGな肩の下がり方」ではないかどうかです。正しい体の使い方や、肩の下がり方の許容範囲を知り、効率的に力を伝えられるバッティングフォームを目指しましょう。 バッティングでNGとされる肩の下がり方 バッティングにおけるNGな肩の下がり方には、いくつかのパターンがあります。ここでは、特に注意すべき「体幹の崩れ」と「重心が軸足に残り脇が開く」の2点について詳しく見ていきましょう。 以下で紹介するポイントを理解したうえで、自身のバッティングフォームをチェックしてみてください。 NGポイント1:体幹が崩れている 体幹が崩れると、スイングの安定性が失われ、NGな肩の下がり方になります。その結果、スイングの軌道にも影響を及ぼします。たとえば、スイング時に重心が軸足に乗りすぎると肩のラインが下がり、アッパースイングになってしまうでしょう。近年では飛距離を伸ばすためにアッパースイングも良しとされていますが、ミート率を考慮するとレベルスイングのほうがヒットになる確率は高いといえます。 スイング時には、「下半身から頭までを一直線に保つこと」を意識すべきです。体幹や軸を一直線に保ったままスイングできれば、低めのボールを打つ際も、NGな肩の下がり方にならず、正しいバッティングフォームでスイングできるようになります。 NGポイント2:重心が軸足に残り脇が空いてしまう バッティングにおいて、体重のバランスは重要です。軸足に体重が残りすぎると、肩が下がり、右バッターなら左脇、左バッターの場合は右脇が開いてしまいます。 脇を開いてしまうと、ボールに力を伝えづらくなるほか、ヘッドが下がる原因になるため、重心のかけ方には注意しましょう。また、体重移動をスムーズに行うには、軸足から踏み出し足へしっかりと体重を移動させることが重要です。 バッティングで肩が下がることによって起こる2つの弊害 先述したNGな肩の下がり方になると、スイングの軌道やスイング時の回転動作に悪影響を及ぼすため、好成績を残すのは難しいでしょう。以下では、具体的な弊害とそのメカニズムについて詳しく解説します。 弊害1:アウトサイドインのスイング軌道になってしまう 肩が下がると、バットが体の外側から入ってくる「アウトサイドイン」のスイング軌道になってしまいます。アウトサイドインのスイング軌道は、ゴロが多くなったり、ボールにパワーが伝わりづらくなったりするため、バッティングに悪影響を及ぼすでしょう。 さらに、肩が下がったバッティングフォームだとバットのヘッドも下がってしまうので、ダウンスイングとなりゴロが増えてしまう可能性があります。 以下の記事では、バッティング時にヘッドが下がってしまう原因や改善する練習法について紹介しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。 https://shop.amazing-baseball.com/blogs/news/batting_head 弊害2:回転動作が不十分になる...

バッティングで肩が下がるのはNG?レベルスイング習得のためのポイント

バッティングにおけるスイングは、主に以下の3種類に分けられます。 ・アッパースイング・レベルスイング・ダウンスイング 試合で結果を出すためには、バッティングフォームやスイングの軌道について試行錯誤し、自分にあった形を見つける必要があります。そんななか「肩が下がっているぞ」と指導された経験がある方も多いのではないでしょうか。 この記事では、バッティングにおける肩の下がり方について、正しい理解と改善策を徹底解説します。NGな肩の下がり方を理解し、効果的な練習法を実践することで、レベルスイングを習得できるようになるでしょう。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで肩が下がるのはNG? バッティングにおいて、肩は完全に水平に保たれるわけではありません。 実際には、テイクバックからトップ、そしてインパクトにかけて、肩は自然な動きのなかで上下に動きます。つまり、自然な体の動きのなかで、肩が下がるのは許容範囲といえるでしょう。 重要なのは、その肩の下がり方がスイングに悪影響を及ぼす「NGな肩の下がり方」ではないかどうかです。正しい体の使い方や、肩の下がり方の許容範囲を知り、効率的に力を伝えられるバッティングフォームを目指しましょう。 バッティングでNGとされる肩の下がり方 バッティングにおけるNGな肩の下がり方には、いくつかのパターンがあります。ここでは、特に注意すべき「体幹の崩れ」と「重心が軸足に残り脇が開く」の2点について詳しく見ていきましょう。 以下で紹介するポイントを理解したうえで、自身のバッティングフォームをチェックしてみてください。 NGポイント1:体幹が崩れている 体幹が崩れると、スイングの安定性が失われ、NGな肩の下がり方になります。その結果、スイングの軌道にも影響を及ぼします。たとえば、スイング時に重心が軸足に乗りすぎると肩のラインが下がり、アッパースイングになってしまうでしょう。近年では飛距離を伸ばすためにアッパースイングも良しとされていますが、ミート率を考慮するとレベルスイングのほうがヒットになる確率は高いといえます。 スイング時には、「下半身から頭までを一直線に保つこと」を意識すべきです。体幹や軸を一直線に保ったままスイングできれば、低めのボールを打つ際も、NGな肩の下がり方にならず、正しいバッティングフォームでスイングできるようになります。 NGポイント2:重心が軸足に残り脇が空いてしまう バッティングにおいて、体重のバランスは重要です。軸足に体重が残りすぎると、肩が下がり、右バッターなら左脇、左バッターの場合は右脇が開いてしまいます。 脇を開いてしまうと、ボールに力を伝えづらくなるほか、ヘッドが下がる原因になるため、重心のかけ方には注意しましょう。また、体重移動をスムーズに行うには、軸足から踏み出し足へしっかりと体重を移動させることが重要です。 バッティングで肩が下がることによって起こる2つの弊害 先述したNGな肩の下がり方になると、スイングの軌道やスイング時の回転動作に悪影響を及ぼすため、好成績を残すのは難しいでしょう。以下では、具体的な弊害とそのメカニズムについて詳しく解説します。 弊害1:アウトサイドインのスイング軌道になってしまう 肩が下がると、バットが体の外側から入ってくる「アウトサイドイン」のスイング軌道になってしまいます。アウトサイドインのスイング軌道は、ゴロが多くなったり、ボールにパワーが伝わりづらくなったりするため、バッティングに悪影響を及ぼすでしょう。 さらに、肩が下がったバッティングフォームだとバットのヘッドも下がってしまうので、ダウンスイングとなりゴロが増えてしまう可能性があります。 以下の記事では、バッティング時にヘッドが下がってしまう原因や改善する練習法について紹介しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。 https://shop.amazing-baseball.com/blogs/news/batting_head 弊害2:回転動作が不十分になる...

バッティングで「割れ」を作る感覚が身につく2つの練習法とは?

バッティングで「割れ」を作る感覚が身につく2つの練習法とは?

バッティングにおける「割れ」は、飛距離や変化球への対応に直結する重要な要素です。 しかし、割れを作るとはどのような状態であるのか、理解できていない人も多いのではないでしょうか。 本記事では、バッティングにおける割れの重要性や身につけるための具体的な練習法、参考になるプロ野球選手を紹介します。 この記事を読めば、割れの感覚を掴み、バッティングの向上に近づけるはずです。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで割れを作るとはどのような状態?   バッティングにおける割れとは、スイングの準備段階で上半身と下半身が逆方向に捻れて引っ張り合う状態を指します。つまり、割れの正体は上半身と下半身の捻転差といえるでしょう。 一般的にはボールを打つ際に、1・2・3のタイミングでスイングします。割れを作る際は、2・3の間に溜めを作ることを意識するとよいでしょう。 このような意識を持つことで、バットを振るためのスペースを生みだせます。生みだしたスペースがスイングの助走距離となるため、パワーが伝わりやすく、変化球にも対応しやすくなるでしょう。 バッティングで割れができない原因とは? 割れを作れない人は、以下の点が原因に挙げられます。 ・体が前に突っ込んでいる ・体の柔軟性が不足している ・上半身に力が入りすぎている ・正しいミートポイントを理解できていない 自分のバッティングフォームを分析し、当てはまっている項目がないか確認してみましょう。原因として特に多いのが、ボールを打ちに行く際に体が前に突っ込んでしまうケースです。 割れを作るには、上半身は捕手方向へ、下半身は投手方向へ向かう別々の動作が求められます。そのため、ボールを自分のミートポイントまでしっかりと呼び込むように意識することが大切です。 バッティングで割れを作ることで得られるメリット 次に、バッティングにおいて割れを作ることで得られるメリットを紹介します。具体的なメリットは以下の通りです。 ・スイングが強くなる ・選球眼が向上する ・変化球への対応力が向上する ・体の突っ込みを防止できる 割れを作る感覚を身につけられれば、バッティング技術が飛躍的に向上します。...

バッティングで「割れ」を作る感覚が身につく2つの練習法とは?

バッティングにおける「割れ」は、飛距離や変化球への対応に直結する重要な要素です。 しかし、割れを作るとはどのような状態であるのか、理解できていない人も多いのではないでしょうか。 本記事では、バッティングにおける割れの重要性や身につけるための具体的な練習法、参考になるプロ野球選手を紹介します。 この記事を読めば、割れの感覚を掴み、バッティングの向上に近づけるはずです。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで割れを作るとはどのような状態?   バッティングにおける割れとは、スイングの準備段階で上半身と下半身が逆方向に捻れて引っ張り合う状態を指します。つまり、割れの正体は上半身と下半身の捻転差といえるでしょう。 一般的にはボールを打つ際に、1・2・3のタイミングでスイングします。割れを作る際は、2・3の間に溜めを作ることを意識するとよいでしょう。 このような意識を持つことで、バットを振るためのスペースを生みだせます。生みだしたスペースがスイングの助走距離となるため、パワーが伝わりやすく、変化球にも対応しやすくなるでしょう。 バッティングで割れができない原因とは? 割れを作れない人は、以下の点が原因に挙げられます。 ・体が前に突っ込んでいる ・体の柔軟性が不足している ・上半身に力が入りすぎている ・正しいミートポイントを理解できていない 自分のバッティングフォームを分析し、当てはまっている項目がないか確認してみましょう。原因として特に多いのが、ボールを打ちに行く際に体が前に突っ込んでしまうケースです。 割れを作るには、上半身は捕手方向へ、下半身は投手方向へ向かう別々の動作が求められます。そのため、ボールを自分のミートポイントまでしっかりと呼び込むように意識することが大切です。 バッティングで割れを作ることで得られるメリット 次に、バッティングにおいて割れを作ることで得られるメリットを紹介します。具体的なメリットは以下の通りです。 ・スイングが強くなる ・選球眼が向上する ・変化球への対応力が向上する ・体の突っ込みを防止できる 割れを作る感覚を身につけられれば、バッティング技術が飛躍的に向上します。...

バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介

バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介

バッティングにおけるボールの見方は、打撃の結果を左右する要素の1つです。「バッティングでどのようにボールを見るべきなのか」「正しいボールの見方を身につけられる練習法はあるのか」を知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、ボールの見方がなぜ重要なのか、どのようにボールを見ればよいのか、そして効果的な練習法について解説します。ボールの見方を悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでボールの見方が重要な3つの理由 バッティングにおいて、ボールの見方が重要である理由には以下の3つが挙げられます。 ・ボール球を見極めやすくなる ・ボールへのコンタクト率が高まる ・バッティングフォームに影響する 正しいボールの見方を身につけることは、バッティングを向上させるために必要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。 理由1:ボール球を見極めやすくなるため 正しいボールの見方を身につければ、ストライクとボールを判断しやすくなります。なぜなら投手がボールを投げてからバッターに与えられている選球時間は、時速140kmであれば約0.47秒しかないからです。 このわずかな時間の間で、スイングするか判断する必要があります。また、ボールゾーンに逃げていく変化球を打つ場合も同様です。 ボールの見方を一定にすることで、これらのボール球を冷静に見極められるようになるでしょう。 理由2:ボールへのコンタクト率が高まるため ボールの見方が安定すれば、ボールへのコンタクト率が向上します。 大学生レベルの選手の場合、おおよそホームベース手前2.3mまでは、ボールが見えていることがわかっています。つまり、バッティングの際は、これまでの経験からボールの軌道を予測してミートしているといえるでしょう。 ボールの見方を安定させることで、イメージしているボールの軌道とスイングを一致させられるので、コンタクト率が高まります。 理由3:バッティングフォームに影響するため ボールの見方は、バッティングフォームに影響を及ぼします。たとえば、ボールをどのような角度から見るかによって、バッティングフォームやスイングの軌道が変わるでしょう。 誤ったボールの見方をしていると、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットが外側から出る)になったり、グリップエンドとヘッドの位置関係が崩れたりする原因となってしまいます。 安定したバッティングフォームでスイングするには、素振りなどの反復練習だけではなく、どのようにボールを見るかを意識することが重要です。 バッティングにおけるボールの見方は2種類存在する バッティングにおけるボールの見方は、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。 ・ボールを後ろから見る ・ボールを上から見る...

バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介

バッティングにおけるボールの見方は、打撃の結果を左右する要素の1つです。「バッティングでどのようにボールを見るべきなのか」「正しいボールの見方を身につけられる練習法はあるのか」を知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、ボールの見方がなぜ重要なのか、どのようにボールを見ればよいのか、そして効果的な練習法について解説します。ボールの見方を悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでボールの見方が重要な3つの理由 バッティングにおいて、ボールの見方が重要である理由には以下の3つが挙げられます。 ・ボール球を見極めやすくなる ・ボールへのコンタクト率が高まる ・バッティングフォームに影響する 正しいボールの見方を身につけることは、バッティングを向上させるために必要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。 理由1:ボール球を見極めやすくなるため 正しいボールの見方を身につければ、ストライクとボールを判断しやすくなります。なぜなら投手がボールを投げてからバッターに与えられている選球時間は、時速140kmであれば約0.47秒しかないからです。 このわずかな時間の間で、スイングするか判断する必要があります。また、ボールゾーンに逃げていく変化球を打つ場合も同様です。 ボールの見方を一定にすることで、これらのボール球を冷静に見極められるようになるでしょう。 理由2:ボールへのコンタクト率が高まるため ボールの見方が安定すれば、ボールへのコンタクト率が向上します。 大学生レベルの選手の場合、おおよそホームベース手前2.3mまでは、ボールが見えていることがわかっています。つまり、バッティングの際は、これまでの経験からボールの軌道を予測してミートしているといえるでしょう。 ボールの見方を安定させることで、イメージしているボールの軌道とスイングを一致させられるので、コンタクト率が高まります。 理由3:バッティングフォームに影響するため ボールの見方は、バッティングフォームに影響を及ぼします。たとえば、ボールをどのような角度から見るかによって、バッティングフォームやスイングの軌道が変わるでしょう。 誤ったボールの見方をしていると、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットが外側から出る)になったり、グリップエンドとヘッドの位置関係が崩れたりする原因となってしまいます。 安定したバッティングフォームでスイングするには、素振りなどの反復練習だけではなく、どのようにボールを見るかを意識することが重要です。 バッティングにおけるボールの見方は2種類存在する バッティングにおけるボールの見方は、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。 ・ボールを後ろから見る ・ボールを上から見る...