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バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介
バッティングにおけるボールの見方は、打撃の結果を左右する要素の1つです。「バッティングでどのようにボールを見るべきなのか」「正しいボールの見方を身につけられる練習法はあるのか」を知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、ボールの見方がなぜ重要なのか、どのようにボールを見ればよいのか、そして効果的な練習法について解説します。ボールの見方を悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。 バッティングでボールの見方が重要な3つの理由 バッティングにおいて、ボールの見方が重要である理由には以下の3つが挙げられます。 ・ボール球を見極めやすくなる ・ボールへのコンタクト率が高まる ・バッティングフォームに影響する 正しいボールの見方を身につけることは、バッティングを向上させるために必要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。 理由1:ボール球を見極めやすくなるため 正しいボールの見方を身につければ、ストライクとボールを判断しやすくなります。なぜなら投手がボールを投げてからバッターに与えられている選球時間は、時速140kmであれば約0.47秒しかないからです。 このわずかな時間の間で、スイングするか判断する必要があります。また、ボールゾーンに逃げていく変化球を打つ場合も同様です。 ボールの見方を一定にすることで、これらのボール球を冷静に見極められるようになるでしょう。 理由2:ボールへのコンタクト率が高まるため ボールの見方が安定すれば、ボールへのコンタクト率が向上します。 大学生レベルの選手の場合、おおよそホームベース手前2.3mまでは、ボールが見えていることがわかっています。つまり、バッティングの際は、これまでの経験からボールの軌道を予測してミートしているといえるでしょう。 ボールの見方を安定させることで、イメージしているボールの軌道とスイングを一致させられるので、コンタクト率が高まります。 理由3:バッティングフォームに影響するため ボールの見方は、バッティングフォームに影響を及ぼします。たとえば、ボールをどのような角度から見るかによって、バッティングフォームやスイングの軌道が変わるでしょう。 誤ったボールの見方をしていると、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットが外側から出る)になったり、グリップエンドとヘッドの位置関係が崩れたりする原因となってしまいます。 安定したバッティングフォームでスイングするには、素振りなどの反復練習だけではなく、どのようにボールを見るかを意識することが重要です。 バッティングにおけるボールの見方は2種類存在する バッティングにおけるボールの見方は、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。 ・ボールを後ろから見る ・ボールを上から見る ボールの見方は選手のタイプや感覚によって、どちらが合うかが異なります。 また、試合の状況によって長打を狙う場面やゴロがほしい場面など、さまざまな状況が想定されます。自分の引き出しを増やし、打席で役割が果たせるように準備しておきましょう。 ボールを後ろから見る ボールを後ろから見る意識を持つと、肩が下がってインサイドアウト(バットが内側から出る)のスイングがしやすくなります。 ボールを後ろから見る意識を持つことで、後ろの脇腹を絞る動作ができるようになるため、肘を入れるスペースが生まれやすくなるでしょう。 このときに、顔を真っすぐ(地面と平行)ではなく、少し傾けるのがポイントです。肩のラインとバットのラインが平行になっているレベルスイングを心がけましょう。...
バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介
バッティングにおけるボールの見方は、打撃の結果を左右する要素の1つです。「バッティングでどのようにボールを見るべきなのか」「正しいボールの見方を身につけられる練習法はあるのか」を知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、ボールの見方がなぜ重要なのか、どのようにボールを見ればよいのか、そして効果的な練習法について解説します。ボールの見方を悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。 バッティングでボールの見方が重要な3つの理由 バッティングにおいて、ボールの見方が重要である理由には以下の3つが挙げられます。 ・ボール球を見極めやすくなる ・ボールへのコンタクト率が高まる ・バッティングフォームに影響する 正しいボールの見方を身につけることは、バッティングを向上させるために必要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。 理由1:ボール球を見極めやすくなるため 正しいボールの見方を身につければ、ストライクとボールを判断しやすくなります。なぜなら投手がボールを投げてからバッターに与えられている選球時間は、時速140kmであれば約0.47秒しかないからです。 このわずかな時間の間で、スイングするか判断する必要があります。また、ボールゾーンに逃げていく変化球を打つ場合も同様です。 ボールの見方を一定にすることで、これらのボール球を冷静に見極められるようになるでしょう。 理由2:ボールへのコンタクト率が高まるため ボールの見方が安定すれば、ボールへのコンタクト率が向上します。 大学生レベルの選手の場合、おおよそホームベース手前2.3mまでは、ボールが見えていることがわかっています。つまり、バッティングの際は、これまでの経験からボールの軌道を予測してミートしているといえるでしょう。 ボールの見方を安定させることで、イメージしているボールの軌道とスイングを一致させられるので、コンタクト率が高まります。 理由3:バッティングフォームに影響するため ボールの見方は、バッティングフォームに影響を及ぼします。たとえば、ボールをどのような角度から見るかによって、バッティングフォームやスイングの軌道が変わるでしょう。 誤ったボールの見方をしていると、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットが外側から出る)になったり、グリップエンドとヘッドの位置関係が崩れたりする原因となってしまいます。 安定したバッティングフォームでスイングするには、素振りなどの反復練習だけではなく、どのようにボールを見るかを意識することが重要です。 バッティングにおけるボールの見方は2種類存在する バッティングにおけるボールの見方は、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。 ・ボールを後ろから見る ・ボールを上から見る ボールの見方は選手のタイプや感覚によって、どちらが合うかが異なります。 また、試合の状況によって長打を狙う場面やゴロがほしい場面など、さまざまな状況が想定されます。自分の引き出しを増やし、打席で役割が果たせるように準備しておきましょう。 ボールを後ろから見る ボールを後ろから見る意識を持つと、肩が下がってインサイドアウト(バットが内側から出る)のスイングがしやすくなります。 ボールを後ろから見る意識を持つことで、後ろの脇腹を絞る動作ができるようになるため、肘を入れるスペースが生まれやすくなるでしょう。 このときに、顔を真っすぐ(地面と平行)ではなく、少し傾けるのがポイントです。肩のラインとバットのラインが平行になっているレベルスイングを心がけましょう。...

バッティングでタイミングが合わない人におすすめの練習法5選
バッティングでタイミングが合わず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。バッティングを上達させるには、バットの芯でボールを捉えられる適切な「タイミング」を理解することが大切です。 この記事では、バッティングでタイミングが合わない原因を詳しく解説し、改善に向けて効果的な練習法を紹介します。タイミングの取り方が苦手な人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでタイミングが合わない原因とは? ここからは、バッティングでタイミングが合わない原因について紹介します。タイミングが合わない原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・スイングの始動が遅い ・割れが作れていない バッティングでタイミングを合わせるには、早めに準備することが大切です。早めに準備しておけば、ボールを長く見られるようになります。また、「割れ」を作って、体の突っ込みや開きを抑えることも重要です。バッティングにおける割れについて、詳しく知りたい人は以下の記事をご一読ください。(公開次第お知らせいたします) バッティングでは「タイミングは合わないもの」であるという意識を持つことも大切です。投手は、変化球を投げたり、投球モーションに変化を加えたりして、打者のタイミングを外そうとします。 タイミングの取り方を複数用意しておくことで、どのような投手でも対応できるようになるでしょう。 バッティングでタイミングのコツを掴める練習5選 バッティングにおいて、タイミングを合わせるコツを掴むには、質が高い練習を継続することが大切です。以下で紹介する練習を通して、タイミングを合わせる感覚を養い、バッティングを向上させましょう。 練習1:タイミングをあえて遅らせるバッティング まずは、タイミングをあえて遅らせる練習から始めましょう。この練習では、前からくるボールに対して、普段より遅いタイミングでスイングします。 この練習を実践することで、瞬発的に振る能力を鍛えられ、タイミングを取る際に余裕が生まれます。タイミングを遅らせるという逆転の発想で、タイミングを取るヒントを得られるでしょう。 練習2:ピッチャーとシンクロする練習 ピッチャーとシンクロする練習も十分な効果を得られます。 具体的には、投手が足を上げるタイミングで自分も足を上げ、投手が足を下ろすタイミングで自分も足を下ろして、スイングしてみてください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 初めは、ボールをゆっくりめで投げてもらったり、バドミントンのシャトルを活用したりして、タイミングの取り方に慣れるようにしましょう。 練習3:距離を取ったトスバッティング タイミングを合わせる感覚を養うために、通常よりも距離を取ったトスバッティングを実践してみましょう。 一般的なトスバッティングであれば3m~4mの距離で行いますが、この練習では13m~14mほどの距離から投げてもらってください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 この練習では、余裕を持ってスイングを始動させ、一番強く打てるポイントでボールを捉えることを意識しましょう。 練習4:声を出しながらのバッティング...
バッティングでタイミングが合わない人におすすめの練習法5選
バッティングでタイミングが合わず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。バッティングを上達させるには、バットの芯でボールを捉えられる適切な「タイミング」を理解することが大切です。 この記事では、バッティングでタイミングが合わない原因を詳しく解説し、改善に向けて効果的な練習法を紹介します。タイミングの取り方が苦手な人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでタイミングが合わない原因とは? ここからは、バッティングでタイミングが合わない原因について紹介します。タイミングが合わない原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・スイングの始動が遅い ・割れが作れていない バッティングでタイミングを合わせるには、早めに準備することが大切です。早めに準備しておけば、ボールを長く見られるようになります。また、「割れ」を作って、体の突っ込みや開きを抑えることも重要です。バッティングにおける割れについて、詳しく知りたい人は以下の記事をご一読ください。(公開次第お知らせいたします) バッティングでは「タイミングは合わないもの」であるという意識を持つことも大切です。投手は、変化球を投げたり、投球モーションに変化を加えたりして、打者のタイミングを外そうとします。 タイミングの取り方を複数用意しておくことで、どのような投手でも対応できるようになるでしょう。 バッティングでタイミングのコツを掴める練習5選 バッティングにおいて、タイミングを合わせるコツを掴むには、質が高い練習を継続することが大切です。以下で紹介する練習を通して、タイミングを合わせる感覚を養い、バッティングを向上させましょう。 練習1:タイミングをあえて遅らせるバッティング まずは、タイミングをあえて遅らせる練習から始めましょう。この練習では、前からくるボールに対して、普段より遅いタイミングでスイングします。 この練習を実践することで、瞬発的に振る能力を鍛えられ、タイミングを取る際に余裕が生まれます。タイミングを遅らせるという逆転の発想で、タイミングを取るヒントを得られるでしょう。 練習2:ピッチャーとシンクロする練習 ピッチャーとシンクロする練習も十分な効果を得られます。 具体的には、投手が足を上げるタイミングで自分も足を上げ、投手が足を下ろすタイミングで自分も足を下ろして、スイングしてみてください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 初めは、ボールをゆっくりめで投げてもらったり、バドミントンのシャトルを活用したりして、タイミングの取り方に慣れるようにしましょう。 練習3:距離を取ったトスバッティング タイミングを合わせる感覚を養うために、通常よりも距離を取ったトスバッティングを実践してみましょう。 一般的なトスバッティングであれば3m~4mの距離で行いますが、この練習では13m~14mほどの距離から投げてもらってください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 この練習では、余裕を持ってスイングを始動させ、一番強く打てるポイントでボールを捉えることを意識しましょう。 練習4:声を出しながらのバッティング...

【新商品】N-TIPが発売開始!
短尺ショートバット「N-TIP」がデビュー こんにちは!Amazingベースボールパートナーです!本日AmazingTV内で発表がありましたが、新商品のトレーニングバット「N-TIP」が発売開始となります! 短くて軽く片手での操作が可能なので、バッティングのスイング練習を片腕ごとに動きを確認しながら練習することができます。また両手で握って打撃することも可能で、芯を手元に近く感じた状態での打撃練習はいつもと違った感覚を体感することができるでしょう! サイズ展開と価格について 【N-TIP】通常サイズ:68cm/680gJr.サイズ: 60cm/480g価格:6,980円(税込) ▼ご購入はこちらから https://shop.amazing-baseball.com/products/n-tip
【新商品】N-TIPが発売開始!
短尺ショートバット「N-TIP」がデビュー こんにちは!Amazingベースボールパートナーです!本日AmazingTV内で発表がありましたが、新商品のトレーニングバット「N-TIP」が発売開始となります! 短くて軽く片手での操作が可能なので、バッティングのスイング練習を片腕ごとに動きを確認しながら練習することができます。また両手で握って打撃することも可能で、芯を手元に近く感じた状態での打撃練習はいつもと違った感覚を体感することができるでしょう! サイズ展開と価格について 【N-TIP】通常サイズ:68cm/680gJr.サイズ: 60cm/480g価格:6,980円(税込) ▼ご購入はこちらから https://shop.amazing-baseball.com/products/n-tip

バッティングでヘッドが下がるクセを矯正するおすすめ練習法3選
バッティングにおいて「思ったように飛距離が伸びない」「ポップフライが多い」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。 その不調の原因の1つに「バットのヘッドが下がっている」ことが考えられます。バットのヘッドが下がると、ボールを線ではなく点で捉えることになるため、バットの芯に当てる確率が下がってしまうでしょう。 本記事では、ヘッドが下がる原因やヘッドを立てるために意識すべきポイントを解説します。 また、正しいスイング軌道を身につける練習法を紹介するため、バッティングに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでヘッドが下がるとはどのような状態? バッティングにおいてヘッドが下がるとは、スイング中にバットの先端部分が地面に向かって傾いてしまう状態を指します。 これはスイングの際に「ヘッドが走っていない状態」と言い換えられます。理想的なスイングでは、バットは水平に近い角度を保ちながら弧を描きますが、ヘッドが下がると正しい軌道が崩れ、ボールを正確に捉えられなくなってしまうのです。 厳密にいうと、バットの重さがあるので物理的にヘッドは下がりますが、一定ラインよりヘッドが下がらない(たれない)ことが重要です。 バッティングでヘッドが下がる原因とは? バッティングでヘッドが下がってしまう原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・正しいテイクバックが取れていない ・脇が開いている 正しいテイクバックが取れていないと、振り出し位置が高くなってしまいます。右打者であれば右肩、左打者であれば左肩が下がってしまうため、ヘッドが下がってしまうのです。 また、脇が過剰に開いてしまうことも、ヘッドが下がってしまう原因の1つです。たとえば、右バッターの場合、スイングの際に左脇が開いてしまうと肘が上がってしまい、ヘッドが下がります。 ヘッドが下がることを改善するためにも、どのような動作が原因であるのかをしっかり把握するのが大切です。自身がどの状態に当てはまるのか、鏡をみながら素振りを行って確認してみてください。 バッティングでヘッドが下がることによって起こる2つのデメリット ヘッドが下がると「パワーが伝わりにくくなる」「ボールを捉えられなくなる」といった影響を及ぼします。 それぞれについて、以下で詳しくみていきましょう。 デメリット1:パワーが伝わりにくくなる ヘッドが下がってしまうと、スイング時に発生するパワーがボールへ伝わりづらくなります。 ヘッドが下がるということは、力が最も効率よく伝わるミートポイントより後ろで打っていることになります。また、手首が上手く使えていないので、ボールを押し込めず、ボールの強さに負けてしまうでしょう。 デメリット2:ボールを捉えられなくなる ヘッドが下がると、ボールを捉えづらくなってしまいます。 これは、スイングの軌道が自分の持っているイメージと違ったり、バットと目の位置関係が遠くなったりするので、ボールを捉えづらくなるのです。そのため、ヘッドが下がったスイングだと、空振りやファールになる確率が高まります。...
バッティングでヘッドが下がるクセを矯正するおすすめ練習法3選
バッティングにおいて「思ったように飛距離が伸びない」「ポップフライが多い」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。 その不調の原因の1つに「バットのヘッドが下がっている」ことが考えられます。バットのヘッドが下がると、ボールを線ではなく点で捉えることになるため、バットの芯に当てる確率が下がってしまうでしょう。 本記事では、ヘッドが下がる原因やヘッドを立てるために意識すべきポイントを解説します。 また、正しいスイング軌道を身につける練習法を紹介するため、バッティングに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでヘッドが下がるとはどのような状態? バッティングにおいてヘッドが下がるとは、スイング中にバットの先端部分が地面に向かって傾いてしまう状態を指します。 これはスイングの際に「ヘッドが走っていない状態」と言い換えられます。理想的なスイングでは、バットは水平に近い角度を保ちながら弧を描きますが、ヘッドが下がると正しい軌道が崩れ、ボールを正確に捉えられなくなってしまうのです。 厳密にいうと、バットの重さがあるので物理的にヘッドは下がりますが、一定ラインよりヘッドが下がらない(たれない)ことが重要です。 バッティングでヘッドが下がる原因とは? バッティングでヘッドが下がってしまう原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・正しいテイクバックが取れていない ・脇が開いている 正しいテイクバックが取れていないと、振り出し位置が高くなってしまいます。右打者であれば右肩、左打者であれば左肩が下がってしまうため、ヘッドが下がってしまうのです。 また、脇が過剰に開いてしまうことも、ヘッドが下がってしまう原因の1つです。たとえば、右バッターの場合、スイングの際に左脇が開いてしまうと肘が上がってしまい、ヘッドが下がります。 ヘッドが下がることを改善するためにも、どのような動作が原因であるのかをしっかり把握するのが大切です。自身がどの状態に当てはまるのか、鏡をみながら素振りを行って確認してみてください。 バッティングでヘッドが下がることによって起こる2つのデメリット ヘッドが下がると「パワーが伝わりにくくなる」「ボールを捉えられなくなる」といった影響を及ぼします。 それぞれについて、以下で詳しくみていきましょう。 デメリット1:パワーが伝わりにくくなる ヘッドが下がってしまうと、スイング時に発生するパワーがボールへ伝わりづらくなります。 ヘッドが下がるということは、力が最も効率よく伝わるミートポイントより後ろで打っていることになります。また、手首が上手く使えていないので、ボールを押し込めず、ボールの強さに負けてしまうでしょう。 デメリット2:ボールを捉えられなくなる ヘッドが下がると、ボールを捉えづらくなってしまいます。 これは、スイングの軌道が自分の持っているイメージと違ったり、バットと目の位置関係が遠くなったりするので、ボールを捉えづらくなるのです。そのため、ヘッドが下がったスイングだと、空振りやファールになる確率が高まります。...

バッティングの上達に筋トレは関係する?飛距離を伸ばす筋トレ法とは
「バッティングで思うように飛距離が出ない」そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。 バッティングで飛距離を伸ばすためには、パワーを効率的に伝えられるスイングを身につけるほか、筋トレによるパワーアップが重要です。 この記事では、バッティングにおける筋トレの重要性を解説します。また、飛距離を伸ばすための筋トレ方法も紹介するため、飛距離に伸び悩んでいる人はぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで飛距離を伸ばすには「筋トレ」したほうがよい? バッティングで飛距離を伸ばすためには、筋トレによるパワーアップが必須です。 パワーを効果的に伝えるバッティングフォームを身につけることも重要ですが、基礎的なパワーが備わっていないと打球の飛距離は伸びません。 筋トレを行えば、以下のようなメリットを得られます。 ・スイングスピードが上がって飛距離が伸びる ・バッティングフォームが安定してコンタクト率が上がる スイングスピードが上がれば、ボールを体の近くまで呼び込めるようになるため、変化球への対応も向上するでしょう。このように、筋トレを行うと飛距離を伸ばすだけではなく、バッティングそのものをレベルアップできます。 バッティングが上達するために鍛えるべき部位 ここからは、バッティングを上達させるために鍛えるべき部位を紹介します。重点的にトレーニングすべき部位は「お尻」「腕」「背中」「体幹」の4つです。以下で詳しく紹介します。 お尻(大殿筋) 大殿筋は、お尻の筋肉のなかで最も大きい筋肉です。 股関節の伸展(足を後ろに蹴り出す動き)、外旋(足を外側に回す動き)、外転(足を外側に開く動き)に重要な役割を担っています。 大殿筋は、スイングの体重移動や股関節の回転に大きく影響しています。大殿筋を鍛えることで、体幹の強化、インパクト時のパワーアップにつながるため、飛距離アップに大きく影響するでしょう。 腕(上腕二頭筋・上腕三頭筋) 上腕二頭筋は「力こぶ」を作る筋肉で、上腕の前面にあります。一方で、上腕三頭筋は上腕の裏側にある筋肉で、上腕二頭筋よりも大きな筋肉です。 バッティングにおいて、これらの筋肉はスムーズなバットスイングやインパクト時の押し込みに影響しています。筋トレを行うことで、スイングがよりスムーズになったり、押し込む力が強化されたりするため、スイングスピードを高められます。 背中(僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋) 肩、背中の上部にかけて広がる僧帽筋、脇の下にかけて広がる広背筋、背骨に沿って縦に伸びる脊柱起立筋は、いずれも背中の筋肉です。なお、これらの筋肉を鍛えることで、バッティングのパフォーマンスに大きく影響します。 背中の筋肉を強化すると手でボールを押し込む力が強化されるため、スイングスピードが速くなるのです。 たとえば、ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手やオリックス・バファローズの森友哉選手は、体は大きくないものの、他の選手に負けない飛距離を誇っています。両選手とも強靭な背筋力を活かし、大きく体を反らした爆発的なスイングにより、打球の飛距離を伸ばしています。 体幹...
バッティングの上達に筋トレは関係する?飛距離を伸ばす筋トレ法とは
「バッティングで思うように飛距離が出ない」そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。 バッティングで飛距離を伸ばすためには、パワーを効率的に伝えられるスイングを身につけるほか、筋トレによるパワーアップが重要です。 この記事では、バッティングにおける筋トレの重要性を解説します。また、飛距離を伸ばすための筋トレ方法も紹介するため、飛距離に伸び悩んでいる人はぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで飛距離を伸ばすには「筋トレ」したほうがよい? バッティングで飛距離を伸ばすためには、筋トレによるパワーアップが必須です。 パワーを効果的に伝えるバッティングフォームを身につけることも重要ですが、基礎的なパワーが備わっていないと打球の飛距離は伸びません。 筋トレを行えば、以下のようなメリットを得られます。 ・スイングスピードが上がって飛距離が伸びる ・バッティングフォームが安定してコンタクト率が上がる スイングスピードが上がれば、ボールを体の近くまで呼び込めるようになるため、変化球への対応も向上するでしょう。このように、筋トレを行うと飛距離を伸ばすだけではなく、バッティングそのものをレベルアップできます。 バッティングが上達するために鍛えるべき部位 ここからは、バッティングを上達させるために鍛えるべき部位を紹介します。重点的にトレーニングすべき部位は「お尻」「腕」「背中」「体幹」の4つです。以下で詳しく紹介します。 お尻(大殿筋) 大殿筋は、お尻の筋肉のなかで最も大きい筋肉です。 股関節の伸展(足を後ろに蹴り出す動き)、外旋(足を外側に回す動き)、外転(足を外側に開く動き)に重要な役割を担っています。 大殿筋は、スイングの体重移動や股関節の回転に大きく影響しています。大殿筋を鍛えることで、体幹の強化、インパクト時のパワーアップにつながるため、飛距離アップに大きく影響するでしょう。 腕(上腕二頭筋・上腕三頭筋) 上腕二頭筋は「力こぶ」を作る筋肉で、上腕の前面にあります。一方で、上腕三頭筋は上腕の裏側にある筋肉で、上腕二頭筋よりも大きな筋肉です。 バッティングにおいて、これらの筋肉はスムーズなバットスイングやインパクト時の押し込みに影響しています。筋トレを行うことで、スイングがよりスムーズになったり、押し込む力が強化されたりするため、スイングスピードを高められます。 背中(僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋) 肩、背中の上部にかけて広がる僧帽筋、脇の下にかけて広がる広背筋、背骨に沿って縦に伸びる脊柱起立筋は、いずれも背中の筋肉です。なお、これらの筋肉を鍛えることで、バッティングのパフォーマンスに大きく影響します。 背中の筋肉を強化すると手でボールを押し込む力が強化されるため、スイングスピードが速くなるのです。 たとえば、ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手やオリックス・バファローズの森友哉選手は、体は大きくないものの、他の選手に負けない飛距離を誇っています。両選手とも強靭な背筋力を活かし、大きく体を反らした爆発的なスイングにより、打球の飛距離を伸ばしています。 体幹...

バッティングで体が突っ込む人必見!原因と改善のための練習法を紹介!
バッティングで調子が上がらないときに「体が前に突っ込んでいるぞ」といったアドバイスを受けた経験がある人も多いのではないでしょうか。 体が突っ込んでしまうと、ボールを捉えるポイントが定まらなかったり、変化球に対応できなかったりなど、バッティングに悪影響を及ぼします。 本記事では、体が突っ込んでしまう原因をわかりやすく解説します。また、実践しやすい練習法を紹介するので、バッティングに悩んでいる人は参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで体が突っ込むとはどのような状態を指す? バッティングで体が突っ込むといわれても、具体的にどのような状態なのか、わからない人もいるでしょう。体が突っ込むとは「割れ」が作れていない状態を指します。 割れとは、テイクバックする上半身と、投手方向に向かう下半身が引っ張りあって、力を体の内側に溜めている状態のことです。割れがしっかりできていないと、溜めがない状態になってしまい、我慢できずに体が投手方向に倒れてしまいます。 たとえば、変化球でタイミングを外されたシーンを想像するとわかりやすいでしょう。タイミングを外されて体が前に突っ込んでしまうと、手が前に出てダウンスイングになったり、泳がされたりと、理想のスイングを行えません。 理想のスイングをするには、軸足にしっかりと体重を残し、自分のミートポイントまでボールを呼び込んでスイングする必要があります。 バッティングで体が突っ込む原因とは? バッティングで体が突っ込んでしまう原因として、主に以下の3つが挙げられます。 ・軸足に体重を残せていない ・自分のミートポイントを理解できていない ・早く打ちたいという心理が働いている 先述した通り、軸足にしっかり体重を残して割れを作ることが重要です。パワーを逃さないように溜めを作り、ホームベース上でバットのヘッドを走らせれば、飛距離は伸びます。焦らずに、自分のミートポイントまでボールを呼び込んでスイングするように心がけてください。 バッティングで体が突っ込むことによって起こる4つの弊害 バッティングで体が突っ込んでしまうことで、ボールにパワーが伝わりにくくなり飛距離が落ちてしまいます。 また、体が開く原因になるほか、変化球への対応も困難になるでしょう。 飛距離が伸びなくなる 体が突っ込んでしまうと、下半身のパワーがうまくボールに伝わらず、打球の飛距離が伸びません。 さらに、バットを振る際に生まれる遠心力を弱めてしまったり、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットを外側から内側に振り下ろすスイング軌道)になったりするため、バットのヘッドが走りません。 プロのホームランバッターは、すべてのパワーを余すことなくボールに伝えられているため、規格外の飛距離を生み出せます。 ボール球の見極めができなくなる...
バッティングで体が突っ込む人必見!原因と改善のための練習法を紹介!
バッティングで調子が上がらないときに「体が前に突っ込んでいるぞ」といったアドバイスを受けた経験がある人も多いのではないでしょうか。 体が突っ込んでしまうと、ボールを捉えるポイントが定まらなかったり、変化球に対応できなかったりなど、バッティングに悪影響を及ぼします。 本記事では、体が突っ込んでしまう原因をわかりやすく解説します。また、実践しやすい練習法を紹介するので、バッティングに悩んでいる人は参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで体が突っ込むとはどのような状態を指す? バッティングで体が突っ込むといわれても、具体的にどのような状態なのか、わからない人もいるでしょう。体が突っ込むとは「割れ」が作れていない状態を指します。 割れとは、テイクバックする上半身と、投手方向に向かう下半身が引っ張りあって、力を体の内側に溜めている状態のことです。割れがしっかりできていないと、溜めがない状態になってしまい、我慢できずに体が投手方向に倒れてしまいます。 たとえば、変化球でタイミングを外されたシーンを想像するとわかりやすいでしょう。タイミングを外されて体が前に突っ込んでしまうと、手が前に出てダウンスイングになったり、泳がされたりと、理想のスイングを行えません。 理想のスイングをするには、軸足にしっかりと体重を残し、自分のミートポイントまでボールを呼び込んでスイングする必要があります。 バッティングで体が突っ込む原因とは? バッティングで体が突っ込んでしまう原因として、主に以下の3つが挙げられます。 ・軸足に体重を残せていない ・自分のミートポイントを理解できていない ・早く打ちたいという心理が働いている 先述した通り、軸足にしっかり体重を残して割れを作ることが重要です。パワーを逃さないように溜めを作り、ホームベース上でバットのヘッドを走らせれば、飛距離は伸びます。焦らずに、自分のミートポイントまでボールを呼び込んでスイングするように心がけてください。 バッティングで体が突っ込むことによって起こる4つの弊害 バッティングで体が突っ込んでしまうことで、ボールにパワーが伝わりにくくなり飛距離が落ちてしまいます。 また、体が開く原因になるほか、変化球への対応も困難になるでしょう。 飛距離が伸びなくなる 体が突っ込んでしまうと、下半身のパワーがうまくボールに伝わらず、打球の飛距離が伸びません。 さらに、バットを振る際に生まれる遠心力を弱めてしまったり、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットを外側から内側に振り下ろすスイング軌道)になったりするため、バットのヘッドが走りません。 プロのホームランバッターは、すべてのパワーを余すことなくボールに伝えられているため、規格外の飛距離を生み出せます。 ボール球の見極めができなくなる...