ニュース

バッティングで肩が下がるのはNG?レベルスイング習得のためのポイント

バッティングで肩が下がるのはNG?レベルスイング習得のためのポイント

バッティングにおけるスイングは、主に以下の3種類に分けられます。 ・アッパースイング・レベルスイング・ダウンスイング 試合で結果を出すためには、バッティングフォームやスイングの軌道について試行錯誤し、自分にあった形を見つける必要があります。そんななか「肩が下がっているぞ」と指導された経験がある方も多いのではないでしょうか。 この記事では、バッティングにおける肩の下がり方について、正しい理解と改善策を徹底解説します。NGな肩の下がり方を理解し、効果的な練習法を実践することで、レベルスイングを習得できるようになるでしょう。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで肩が下がるのはNG? バッティングにおいて、肩は完全に水平に保たれるわけではありません。 実際には、テイクバックからトップ、そしてインパクトにかけて、肩は自然な動きのなかで上下に動きます。つまり、自然な体の動きのなかで、肩が下がるのは許容範囲といえるでしょう。 重要なのは、その肩の下がり方がスイングに悪影響を及ぼす「NGな肩の下がり方」ではないかどうかです。正しい体の使い方や、肩の下がり方の許容範囲を知り、効率的に力を伝えられるバッティングフォームを目指しましょう。 バッティングでNGとされる肩の下がり方 バッティングにおけるNGな肩の下がり方には、いくつかのパターンがあります。ここでは、特に注意すべき「体幹の崩れ」と「重心が軸足に残り脇が開く」の2点について詳しく見ていきましょう。 以下で紹介するポイントを理解したうえで、自身のバッティングフォームをチェックしてみてください。 NGポイント1:体幹が崩れている 体幹が崩れると、スイングの安定性が失われ、NGな肩の下がり方になります。その結果、スイングの軌道にも影響を及ぼします。たとえば、スイング時に重心が軸足に乗りすぎると肩のラインが下がり、アッパースイングになってしまうでしょう。近年では飛距離を伸ばすためにアッパースイングも良しとされていますが、ミート率を考慮するとレベルスイングのほうがヒットになる確率は高いといえます。 スイング時には、「下半身から頭までを一直線に保つこと」を意識すべきです。体幹や軸を一直線に保ったままスイングできれば、低めのボールを打つ際も、NGな肩の下がり方にならず、正しいバッティングフォームでスイングできるようになります。 NGポイント2:重心が軸足に残り脇が空いてしまう バッティングにおいて、体重のバランスは重要です。軸足に体重が残りすぎると、肩が下がり、右バッターなら左脇、左バッターの場合は右脇が開いてしまいます。 脇を開いてしまうと、ボールに力を伝えづらくなるほか、ヘッドが下がる原因になるため、重心のかけ方には注意しましょう。また、体重移動をスムーズに行うには、軸足から踏み出し足へしっかりと体重を移動させることが重要です。 バッティングで肩が下がることによって起こる2つの弊害 先述したNGな肩の下がり方になると、スイングの軌道やスイング時の回転動作に悪影響を及ぼすため、好成績を残すのは難しいでしょう。以下では、具体的な弊害とそのメカニズムについて詳しく解説します。 弊害1:アウトサイドインのスイング軌道になってしまう 肩が下がると、バットが体の外側から入ってくる「アウトサイドイン」のスイング軌道になってしまいます。アウトサイドインのスイング軌道は、ゴロが多くなったり、ボールにパワーが伝わりづらくなったりするため、バッティングに悪影響を及ぼすでしょう。 さらに、肩が下がったバッティングフォームだとバットのヘッドも下がってしまうので、ダウンスイングとなりゴロが増えてしまう可能性があります。 以下の記事では、バッティング時にヘッドが下がってしまう原因や改善する練習法について紹介しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。 https://shop.amazing-baseball.com/blogs/news/batting_head 弊害2:回転動作が不十分になる...

バッティングで肩が下がるのはNG?レベルスイング習得のためのポイント

バッティングにおけるスイングは、主に以下の3種類に分けられます。 ・アッパースイング・レベルスイング・ダウンスイング 試合で結果を出すためには、バッティングフォームやスイングの軌道について試行錯誤し、自分にあった形を見つける必要があります。そんななか「肩が下がっているぞ」と指導された経験がある方も多いのではないでしょうか。 この記事では、バッティングにおける肩の下がり方について、正しい理解と改善策を徹底解説します。NGな肩の下がり方を理解し、効果的な練習法を実践することで、レベルスイングを習得できるようになるでしょう。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで肩が下がるのはNG? バッティングにおいて、肩は完全に水平に保たれるわけではありません。 実際には、テイクバックからトップ、そしてインパクトにかけて、肩は自然な動きのなかで上下に動きます。つまり、自然な体の動きのなかで、肩が下がるのは許容範囲といえるでしょう。 重要なのは、その肩の下がり方がスイングに悪影響を及ぼす「NGな肩の下がり方」ではないかどうかです。正しい体の使い方や、肩の下がり方の許容範囲を知り、効率的に力を伝えられるバッティングフォームを目指しましょう。 バッティングでNGとされる肩の下がり方 バッティングにおけるNGな肩の下がり方には、いくつかのパターンがあります。ここでは、特に注意すべき「体幹の崩れ」と「重心が軸足に残り脇が開く」の2点について詳しく見ていきましょう。 以下で紹介するポイントを理解したうえで、自身のバッティングフォームをチェックしてみてください。 NGポイント1:体幹が崩れている 体幹が崩れると、スイングの安定性が失われ、NGな肩の下がり方になります。その結果、スイングの軌道にも影響を及ぼします。たとえば、スイング時に重心が軸足に乗りすぎると肩のラインが下がり、アッパースイングになってしまうでしょう。近年では飛距離を伸ばすためにアッパースイングも良しとされていますが、ミート率を考慮するとレベルスイングのほうがヒットになる確率は高いといえます。 スイング時には、「下半身から頭までを一直線に保つこと」を意識すべきです。体幹や軸を一直線に保ったままスイングできれば、低めのボールを打つ際も、NGな肩の下がり方にならず、正しいバッティングフォームでスイングできるようになります。 NGポイント2:重心が軸足に残り脇が空いてしまう バッティングにおいて、体重のバランスは重要です。軸足に体重が残りすぎると、肩が下がり、右バッターなら左脇、左バッターの場合は右脇が開いてしまいます。 脇を開いてしまうと、ボールに力を伝えづらくなるほか、ヘッドが下がる原因になるため、重心のかけ方には注意しましょう。また、体重移動をスムーズに行うには、軸足から踏み出し足へしっかりと体重を移動させることが重要です。 バッティングで肩が下がることによって起こる2つの弊害 先述したNGな肩の下がり方になると、スイングの軌道やスイング時の回転動作に悪影響を及ぼすため、好成績を残すのは難しいでしょう。以下では、具体的な弊害とそのメカニズムについて詳しく解説します。 弊害1:アウトサイドインのスイング軌道になってしまう 肩が下がると、バットが体の外側から入ってくる「アウトサイドイン」のスイング軌道になってしまいます。アウトサイドインのスイング軌道は、ゴロが多くなったり、ボールにパワーが伝わりづらくなったりするため、バッティングに悪影響を及ぼすでしょう。 さらに、肩が下がったバッティングフォームだとバットのヘッドも下がってしまうので、ダウンスイングとなりゴロが増えてしまう可能性があります。 以下の記事では、バッティング時にヘッドが下がってしまう原因や改善する練習法について紹介しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。 https://shop.amazing-baseball.com/blogs/news/batting_head 弊害2:回転動作が不十分になる...

バッティングで「割れ」を作る感覚が身につく2つの練習法とは?

バッティングで「割れ」を作る感覚が身につく2つの練習法とは?

バッティングにおける「割れ」は、飛距離や変化球への対応に直結する重要な要素です。 しかし、割れを作るとはどのような状態であるのか、理解できていない人も多いのではないでしょうか。 本記事では、バッティングにおける割れの重要性や身につけるための具体的な練習法、参考になるプロ野球選手を紹介します。 この記事を読めば、割れの感覚を掴み、バッティングの向上に近づけるはずです。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで割れを作るとはどのような状態?   バッティングにおける割れとは、スイングの準備段階で上半身と下半身が逆方向に捻れて引っ張り合う状態を指します。つまり、割れの正体は上半身と下半身の捻転差といえるでしょう。 一般的にはボールを打つ際に、1・2・3のタイミングでスイングします。割れを作る際は、2・3の間に溜めを作ることを意識するとよいでしょう。 このような意識を持つことで、バットを振るためのスペースを生みだせます。生みだしたスペースがスイングの助走距離となるため、パワーが伝わりやすく、変化球にも対応しやすくなるでしょう。 バッティングで割れができない原因とは? 割れを作れない人は、以下の点が原因に挙げられます。 ・体が前に突っ込んでいる ・体の柔軟性が不足している ・上半身に力が入りすぎている ・正しいミートポイントを理解できていない 自分のバッティングフォームを分析し、当てはまっている項目がないか確認してみましょう。原因として特に多いのが、ボールを打ちに行く際に体が前に突っ込んでしまうケースです。 割れを作るには、上半身は捕手方向へ、下半身は投手方向へ向かう別々の動作が求められます。そのため、ボールを自分のミートポイントまでしっかりと呼び込むように意識することが大切です。 バッティングで割れを作ることで得られるメリット 次に、バッティングにおいて割れを作ることで得られるメリットを紹介します。具体的なメリットは以下の通りです。 ・スイングが強くなる ・選球眼が向上する ・変化球への対応力が向上する ・体の突っ込みを防止できる 割れを作る感覚を身につけられれば、バッティング技術が飛躍的に向上します。...

バッティングで「割れ」を作る感覚が身につく2つの練習法とは?

バッティングにおける「割れ」は、飛距離や変化球への対応に直結する重要な要素です。 しかし、割れを作るとはどのような状態であるのか、理解できていない人も多いのではないでしょうか。 本記事では、バッティングにおける割れの重要性や身につけるための具体的な練習法、参考になるプロ野球選手を紹介します。 この記事を読めば、割れの感覚を掴み、バッティングの向上に近づけるはずです。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングで割れを作るとはどのような状態?   バッティングにおける割れとは、スイングの準備段階で上半身と下半身が逆方向に捻れて引っ張り合う状態を指します。つまり、割れの正体は上半身と下半身の捻転差といえるでしょう。 一般的にはボールを打つ際に、1・2・3のタイミングでスイングします。割れを作る際は、2・3の間に溜めを作ることを意識するとよいでしょう。 このような意識を持つことで、バットを振るためのスペースを生みだせます。生みだしたスペースがスイングの助走距離となるため、パワーが伝わりやすく、変化球にも対応しやすくなるでしょう。 バッティングで割れができない原因とは? 割れを作れない人は、以下の点が原因に挙げられます。 ・体が前に突っ込んでいる ・体の柔軟性が不足している ・上半身に力が入りすぎている ・正しいミートポイントを理解できていない 自分のバッティングフォームを分析し、当てはまっている項目がないか確認してみましょう。原因として特に多いのが、ボールを打ちに行く際に体が前に突っ込んでしまうケースです。 割れを作るには、上半身は捕手方向へ、下半身は投手方向へ向かう別々の動作が求められます。そのため、ボールを自分のミートポイントまでしっかりと呼び込むように意識することが大切です。 バッティングで割れを作ることで得られるメリット 次に、バッティングにおいて割れを作ることで得られるメリットを紹介します。具体的なメリットは以下の通りです。 ・スイングが強くなる ・選球眼が向上する ・変化球への対応力が向上する ・体の突っ込みを防止できる 割れを作る感覚を身につけられれば、バッティング技術が飛躍的に向上します。...

バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介

バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介

バッティングにおけるボールの見方は、打撃の結果を左右する要素の1つです。「バッティングでどのようにボールを見るべきなのか」「正しいボールの見方を身につけられる練習法はあるのか」を知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、ボールの見方がなぜ重要なのか、どのようにボールを見ればよいのか、そして効果的な練習法について解説します。ボールの見方を悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでボールの見方が重要な3つの理由 バッティングにおいて、ボールの見方が重要である理由には以下の3つが挙げられます。 ・ボール球を見極めやすくなる ・ボールへのコンタクト率が高まる ・バッティングフォームに影響する 正しいボールの見方を身につけることは、バッティングを向上させるために必要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。 理由1:ボール球を見極めやすくなるため 正しいボールの見方を身につければ、ストライクとボールを判断しやすくなります。なぜなら投手がボールを投げてからバッターに与えられている選球時間は、時速140kmであれば約0.47秒しかないからです。 このわずかな時間の間で、スイングするか判断する必要があります。また、ボールゾーンに逃げていく変化球を打つ場合も同様です。 ボールの見方を一定にすることで、これらのボール球を冷静に見極められるようになるでしょう。 理由2:ボールへのコンタクト率が高まるため ボールの見方が安定すれば、ボールへのコンタクト率が向上します。 大学生レベルの選手の場合、おおよそホームベース手前2.3mまでは、ボールが見えていることがわかっています。つまり、バッティングの際は、これまでの経験からボールの軌道を予測してミートしているといえるでしょう。 ボールの見方を安定させることで、イメージしているボールの軌道とスイングを一致させられるので、コンタクト率が高まります。 理由3:バッティングフォームに影響するため ボールの見方は、バッティングフォームに影響を及ぼします。たとえば、ボールをどのような角度から見るかによって、バッティングフォームやスイングの軌道が変わるでしょう。 誤ったボールの見方をしていると、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットが外側から出る)になったり、グリップエンドとヘッドの位置関係が崩れたりする原因となってしまいます。 安定したバッティングフォームでスイングするには、素振りなどの反復練習だけではなく、どのようにボールを見るかを意識することが重要です。 バッティングにおけるボールの見方は2種類存在する バッティングにおけるボールの見方は、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。 ・ボールを後ろから見る ・ボールを上から見る...

バッティングではボールの見方が重要?視線が打撃に及ぼす影響を紹介

バッティングにおけるボールの見方は、打撃の結果を左右する要素の1つです。「バッティングでどのようにボールを見るべきなのか」「正しいボールの見方を身につけられる練習法はあるのか」を知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、ボールの見方がなぜ重要なのか、どのようにボールを見ればよいのか、そして効果的な練習法について解説します。ボールの見方を悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。   【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでボールの見方が重要な3つの理由 バッティングにおいて、ボールの見方が重要である理由には以下の3つが挙げられます。 ・ボール球を見極めやすくなる ・ボールへのコンタクト率が高まる ・バッティングフォームに影響する 正しいボールの見方を身につけることは、バッティングを向上させるために必要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。 理由1:ボール球を見極めやすくなるため 正しいボールの見方を身につければ、ストライクとボールを判断しやすくなります。なぜなら投手がボールを投げてからバッターに与えられている選球時間は、時速140kmであれば約0.47秒しかないからです。 このわずかな時間の間で、スイングするか判断する必要があります。また、ボールゾーンに逃げていく変化球を打つ場合も同様です。 ボールの見方を一定にすることで、これらのボール球を冷静に見極められるようになるでしょう。 理由2:ボールへのコンタクト率が高まるため ボールの見方が安定すれば、ボールへのコンタクト率が向上します。 大学生レベルの選手の場合、おおよそホームベース手前2.3mまでは、ボールが見えていることがわかっています。つまり、バッティングの際は、これまでの経験からボールの軌道を予測してミートしているといえるでしょう。 ボールの見方を安定させることで、イメージしているボールの軌道とスイングを一致させられるので、コンタクト率が高まります。 理由3:バッティングフォームに影響するため ボールの見方は、バッティングフォームに影響を及ぼします。たとえば、ボールをどのような角度から見るかによって、バッティングフォームやスイングの軌道が変わるでしょう。 誤ったボールの見方をしていると、スイングの軌道がアウトサイドイン(バットが外側から出る)になったり、グリップエンドとヘッドの位置関係が崩れたりする原因となってしまいます。 安定したバッティングフォームでスイングするには、素振りなどの反復練習だけではなく、どのようにボールを見るかを意識することが重要です。 バッティングにおけるボールの見方は2種類存在する バッティングにおけるボールの見方は、大きく分けて以下の2種類が挙げられます。 ・ボールを後ろから見る ・ボールを上から見る...

バッティングでタイミングが合わない人におすすめの練習法5選

バッティングでタイミングが合わない人におすすめの練習法5選

  バッティングでタイミングが合わず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。バッティングを上達させるには、バットの芯でボールを捉えられる適切な「タイミング」を理解することが大切です。 この記事では、バッティングでタイミングが合わない原因を詳しく解説し、改善に向けて効果的な練習法を紹介します。タイミングの取り方が苦手な人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでタイミングが合わない原因とは? ここからは、バッティングでタイミングが合わない原因について紹介します。タイミングが合わない原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・スイングの始動が遅い ・割れが作れていない バッティングでタイミングを合わせるには、早めに準備することが大切です。早めに準備しておけば、ボールを長く見られるようになります。また、「割れ」を作って、体の突っ込みや開きを抑えることも重要です。バッティングにおける割れについて、詳しく知りたい人は以下の記事をご一読ください。(公開次第お知らせいたします)   バッティングでは「タイミングは合わないもの」であるという意識を持つことも大切です。投手は、変化球を投げたり、投球モーションに変化を加えたりして、打者のタイミングを外そうとします。 タイミングの取り方を複数用意しておくことで、どのような投手でも対応できるようになるでしょう。 バッティングでタイミングのコツを掴める練習5選 バッティングにおいて、タイミングを合わせるコツを掴むには、質が高い練習を継続することが大切です。以下で紹介する練習を通して、タイミングを合わせる感覚を養い、バッティングを向上させましょう。 練習1:タイミングをあえて遅らせるバッティング まずは、タイミングをあえて遅らせる練習から始めましょう。この練習では、前からくるボールに対して、普段より遅いタイミングでスイングします。 この練習を実践することで、瞬発的に振る能力を鍛えられ、タイミングを取る際に余裕が生まれます。タイミングを遅らせるという逆転の発想で、タイミングを取るヒントを得られるでしょう。 練習2:ピッチャーとシンクロする練習 ピッチャーとシンクロする練習も十分な効果を得られます。 具体的には、投手が足を上げるタイミングで自分も足を上げ、投手が足を下ろすタイミングで自分も足を下ろして、スイングしてみてください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 初めは、ボールをゆっくりめで投げてもらったり、バドミントンのシャトルを活用したりして、タイミングの取り方に慣れるようにしましょう。 練習3:距離を取ったトスバッティング タイミングを合わせる感覚を養うために、通常よりも距離を取ったトスバッティングを実践してみましょう。 一般的なトスバッティングであれば3m~4mの距離で行いますが、この練習では13m~14mほどの距離から投げてもらってください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 この練習では、余裕を持ってスイングを始動させ、一番強く打てるポイントでボールを捉えることを意識しましょう。 練習4:声を出しながらのバッティング...

バッティングでタイミングが合わない人におすすめの練習法5選

  バッティングでタイミングが合わず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。バッティングを上達させるには、バットの芯でボールを捉えられる適切な「タイミング」を理解することが大切です。 この記事では、バッティングでタイミングが合わない原因を詳しく解説し、改善に向けて効果的な練習法を紹介します。タイミングの取り方が苦手な人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。 バッティングでタイミングが合わない原因とは? ここからは、バッティングでタイミングが合わない原因について紹介します。タイミングが合わない原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・スイングの始動が遅い ・割れが作れていない バッティングでタイミングを合わせるには、早めに準備することが大切です。早めに準備しておけば、ボールを長く見られるようになります。また、「割れ」を作って、体の突っ込みや開きを抑えることも重要です。バッティングにおける割れについて、詳しく知りたい人は以下の記事をご一読ください。(公開次第お知らせいたします)   バッティングでは「タイミングは合わないもの」であるという意識を持つことも大切です。投手は、変化球を投げたり、投球モーションに変化を加えたりして、打者のタイミングを外そうとします。 タイミングの取り方を複数用意しておくことで、どのような投手でも対応できるようになるでしょう。 バッティングでタイミングのコツを掴める練習5選 バッティングにおいて、タイミングを合わせるコツを掴むには、質が高い練習を継続することが大切です。以下で紹介する練習を通して、タイミングを合わせる感覚を養い、バッティングを向上させましょう。 練習1:タイミングをあえて遅らせるバッティング まずは、タイミングをあえて遅らせる練習から始めましょう。この練習では、前からくるボールに対して、普段より遅いタイミングでスイングします。 この練習を実践することで、瞬発的に振る能力を鍛えられ、タイミングを取る際に余裕が生まれます。タイミングを遅らせるという逆転の発想で、タイミングを取るヒントを得られるでしょう。 練習2:ピッチャーとシンクロする練習 ピッチャーとシンクロする練習も十分な効果を得られます。 具体的には、投手が足を上げるタイミングで自分も足を上げ、投手が足を下ろすタイミングで自分も足を下ろして、スイングしてみてください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 初めは、ボールをゆっくりめで投げてもらったり、バドミントンのシャトルを活用したりして、タイミングの取り方に慣れるようにしましょう。 練習3:距離を取ったトスバッティング タイミングを合わせる感覚を養うために、通常よりも距離を取ったトスバッティングを実践してみましょう。 一般的なトスバッティングであれば3m~4mの距離で行いますが、この練習では13m~14mほどの距離から投げてもらってください。なお、詳しい練習法について、以下の動画でも紹介しています。 この練習では、余裕を持ってスイングを始動させ、一番強く打てるポイントでボールを捉えることを意識しましょう。 練習4:声を出しながらのバッティング...

【新商品】N-TIPが発売開始!

【新商品】N-TIPが発売開始!

  短尺ショートバット「N-TIP」がデビュー こんにちは!Amazingベースボールパートナーです!本日AmazingTV内で発表がありましたが、新商品のトレーニングバット「N-TIP」が発売開始となります! 短くて軽く片手での操作が可能なので、バッティングのスイング練習を片腕ごとに動きを確認しながら練習することができます。また両手で握って打撃することも可能で、芯を手元に近く感じた状態での打撃練習はいつもと違った感覚を体感することができるでしょう! サイズ展開と価格について 【N-TIP】通常サイズ:68cm/680gJr.サイズ:   60cm/480g価格:6,980円(税込) ▼ご購入はこちらから https://shop.amazing-baseball.com/products/n-tip

【新商品】N-TIPが発売開始!

  短尺ショートバット「N-TIP」がデビュー こんにちは!Amazingベースボールパートナーです!本日AmazingTV内で発表がありましたが、新商品のトレーニングバット「N-TIP」が発売開始となります! 短くて軽く片手での操作が可能なので、バッティングのスイング練習を片腕ごとに動きを確認しながら練習することができます。また両手で握って打撃することも可能で、芯を手元に近く感じた状態での打撃練習はいつもと違った感覚を体感することができるでしょう! サイズ展開と価格について 【N-TIP】通常サイズ:68cm/680gJr.サイズ:   60cm/480g価格:6,980円(税込) ▼ご購入はこちらから https://shop.amazing-baseball.com/products/n-tip

バッティングでヘッドが下がるクセを矯正するおすすめ練習法3選

バッティングでヘッドが下がるクセを矯正するおすすめ練習法3選

バッティングにおいて「思ったように飛距離が伸びない」「ポップフライが多い」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。 その不調の原因の1つに「バットのヘッドが下がっている」ことが考えられます。バットのヘッドが下がると、ボールを線ではなく点で捉えることになるため、バットの芯に当てる確率が下がってしまうでしょう。 本記事では、ヘッドが下がる原因やヘッドを立てるために意識すべきポイントを解説します。 また、正しいスイング軌道を身につける練習法を紹介するため、バッティングに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。   バッティングでヘッドが下がるとはどのような状態? バッティングにおいてヘッドが下がるとは、スイング中にバットの先端部分が地面に向かって傾いてしまう状態を指します。 これはスイングの際に「ヘッドが走っていない状態」と言い換えられます。理想的なスイングでは、バットは水平に近い角度を保ちながら弧を描きますが、ヘッドが下がると正しい軌道が崩れ、ボールを正確に捉えられなくなってしまうのです。 厳密にいうと、バットの重さがあるので物理的にヘッドは下がりますが、一定ラインよりヘッドが下がらない(たれない)ことが重要です。 バッティングでヘッドが下がる原因とは? バッティングでヘッドが下がってしまう原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・正しいテイクバックが取れていない ・脇が開いている 正しいテイクバックが取れていないと、振り出し位置が高くなってしまいます。右打者であれば右肩、左打者であれば左肩が下がってしまうため、ヘッドが下がってしまうのです。 また、脇が過剰に開いてしまうことも、ヘッドが下がってしまう原因の1つです。たとえば、右バッターの場合、スイングの際に左脇が開いてしまうと肘が上がってしまい、ヘッドが下がります。 ヘッドが下がることを改善するためにも、どのような動作が原因であるのかをしっかり把握するのが大切です。自身がどの状態に当てはまるのか、鏡をみながら素振りを行って確認してみてください。 バッティングでヘッドが下がることによって起こる2つのデメリット ヘッドが下がると「パワーが伝わりにくくなる」「ボールを捉えられなくなる」といった影響を及ぼします。 それぞれについて、以下で詳しくみていきましょう。 デメリット1:パワーが伝わりにくくなる ヘッドが下がってしまうと、スイング時に発生するパワーがボールへ伝わりづらくなります。 ヘッドが下がるということは、力が最も効率よく伝わるミートポイントより後ろで打っていることになります。また、手首が上手く使えていないので、ボールを押し込めず、ボールの強さに負けてしまうでしょう。 デメリット2:ボールを捉えられなくなる ヘッドが下がると、ボールを捉えづらくなってしまいます。 これは、スイングの軌道が自分の持っているイメージと違ったり、バットと目の位置関係が遠くなったりするので、ボールを捉えづらくなるのです。そのため、ヘッドが下がったスイングだと、空振りやファールになる確率が高まります。...

バッティングでヘッドが下がるクセを矯正するおすすめ練習法3選

バッティングにおいて「思ったように飛距離が伸びない」「ポップフライが多い」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。 その不調の原因の1つに「バットのヘッドが下がっている」ことが考えられます。バットのヘッドが下がると、ボールを線ではなく点で捉えることになるため、バットの芯に当てる確率が下がってしまうでしょう。 本記事では、ヘッドが下がる原因やヘッドを立てるために意識すべきポイントを解説します。 また、正しいスイング軌道を身につける練習法を紹介するため、バッティングに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。 【このブログの著者情報】 株式会社Amazing代表取締役 廣畑実 通称ミノルマン枚方ボーイズ-大阪桐蔭高校-亜細亜大学-JR東海の強豪チームでプレー実績 ジャイアンツカップ優勝、大阪桐蔭時代は主将を務める。明治神宮大会は優勝を経験。野球指導のパイオニアとして、Youtube、Instagramのフォロワーは20万超を誇る。   バッティングでヘッドが下がるとはどのような状態? バッティングにおいてヘッドが下がるとは、スイング中にバットの先端部分が地面に向かって傾いてしまう状態を指します。 これはスイングの際に「ヘッドが走っていない状態」と言い換えられます。理想的なスイングでは、バットは水平に近い角度を保ちながら弧を描きますが、ヘッドが下がると正しい軌道が崩れ、ボールを正確に捉えられなくなってしまうのです。 厳密にいうと、バットの重さがあるので物理的にヘッドは下がりますが、一定ラインよりヘッドが下がらない(たれない)ことが重要です。 バッティングでヘッドが下がる原因とは? バッティングでヘッドが下がってしまう原因として、主に以下の2つが挙げられます。 ・正しいテイクバックが取れていない ・脇が開いている 正しいテイクバックが取れていないと、振り出し位置が高くなってしまいます。右打者であれば右肩、左打者であれば左肩が下がってしまうため、ヘッドが下がってしまうのです。 また、脇が過剰に開いてしまうことも、ヘッドが下がってしまう原因の1つです。たとえば、右バッターの場合、スイングの際に左脇が開いてしまうと肘が上がってしまい、ヘッドが下がります。 ヘッドが下がることを改善するためにも、どのような動作が原因であるのかをしっかり把握するのが大切です。自身がどの状態に当てはまるのか、鏡をみながら素振りを行って確認してみてください。 バッティングでヘッドが下がることによって起こる2つのデメリット ヘッドが下がると「パワーが伝わりにくくなる」「ボールを捉えられなくなる」といった影響を及ぼします。 それぞれについて、以下で詳しくみていきましょう。 デメリット1:パワーが伝わりにくくなる ヘッドが下がってしまうと、スイング時に発生するパワーがボールへ伝わりづらくなります。 ヘッドが下がるということは、力が最も効率よく伝わるミートポイントより後ろで打っていることになります。また、手首が上手く使えていないので、ボールを押し込めず、ボールの強さに負けてしまうでしょう。 デメリット2:ボールを捉えられなくなる ヘッドが下がると、ボールを捉えづらくなってしまいます。 これは、スイングの軌道が自分の持っているイメージと違ったり、バットと目の位置関係が遠くなったりするので、ボールを捉えづらくなるのです。そのため、ヘッドが下がったスイングだと、空振りやファールになる確率が高まります。...