aodamo

アオダモって最近聞かないけど、もう流行ってないの?

こんにちは!

Amazingベースボールパートナーです! 

木製バットの素材といえば!?

「メイプル」「アオダモ」「バーチ」「アッシュ」

が思い浮かびますよね。

最近野球界で見かけない素材が一つありませんか?

そう、アオダモです!

一時期はイチロー選手が使用されていたで有名な素材

なぜ、最近は聞かなくなってしまったのでしょうか?

 

目次

  1. アオダモとは
  2. 使用していたNPB選手
  3. なぜ使われなくなったのか 

1.アオダモとは

アオダモはモクセイ科トネリコ属に属する落葉広葉樹で、日本に自生する木の一種です。この木は古くから木製バットの素材として親しまれてきました。アオダモはその堅さ、耐久性、粘り強さ、そして弾力性に優れていることが特徴です。

アオダモバットの特徴

アオダモ製のバットは、「バット材の王様」と称されるほど、野球バットとして理想的な特性を備えています。具体的には以下のような特徴があります。

  • 堅さと耐久性: アオダモは非常に堅く丈夫です。これにより、バットとしての耐久性が高まり、長期間の使用に耐えうる強度を持っています。

  • 粘性と弾力性: アオダモは粘り強さと弾力性を併せ持っており、バットがボールを捉えた際の打感は非常に良いとされています。これが、打球のコントロールを容易にし、打者にとって好ましい打撃感を提供します。

  • 反発力とバットコントロール: アオダモバットは反発力が強すぎず、繊細なバットコントロールが可能です。これは、メイプルやホワイトアッシュのバットと比較して、より繊細なバッティングが求められる場合に適しています。

中国産と国産アオダモの違い

市場には中国産のアオダモを使用したバットも多く出回っていますが、プロ野球選手の間で特に好まれるのは国産のアオダモです。国産アオダモは品質が高く、特有の粘り強さと弾力性が特徴です。これらの国産アオダモの特性は、プロレベルの競技で求められる高いパフォーマンスを提供します。

 

    2.使用していたNPB選手

    1. イチロー(元シアトル・マリナーズ他)

      • 日米通算4367安打の記録を持つイチロー選手は、アオダモバットを使用してその歴史的な成績を達成しました。
      • 彼の独特なバッティングスタイルとスピードは、アオダモバットの特性を活かしたものでした。

    2. 松井秀喜(元ニューヨーク・ヤンキース他)

      • 巨人およびニューヨーク・ヤンキースで4番を務め、多くの本塁打を記録した松井秀喜選手も、アオダモバットの愛用者でした。
      • 彼のパワフルなバッティングは、アオダモの堅さと耐久性により一層際立っていました。

    3. 落合博満(元中日ドラゴンズ他)

      • 史上初の3度の三冠王に輝いた落合博満選手は、アオダモバットを愛用していました。
      • 彼の正確で力強い打撃は、アオダモの特性を最大限に活かしたものです。

    4. 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)

      • 二刀流として世界的な注目を集める大谷翔平選手も、アオダモバットを使用していたことがあります。

      3.なぜ使われなくなったのか? 

      1. 国産アオダモ材の枯渇

        • 昔は日本の野球バットと言えばアオダモが主流でしたが、高品質なバット製造のために大量に伐採されてきました。
        • 植林が十分に行われていなかったため、アオダモの木は激減し、現在では深刻な枯渇状態に陥っています。

      2. アオダモの成長の遅さ

        • アオダモがバットとして理想的な状態に成長するには、70年以上の長い年月を要します。
        • そのため、持続可能なアオダモの供給は非常に困難で、資源の再生産には時間がかかります。

      3. 限られた収穫量

        • 成長したアオダモの木一本から得られるバットの数は、10本に満たないほどです。この限られた収穫量は、需要と供給のバランスを崩しています。

      現代におけるアオダモバットの状況

      • 他素材への移行

        • 安定した供給が見込めないため、多くの現役選手はアオダモバットから他の素材へ切り替えています。
        • メイプルやホワイトアッシュなど、他の木材は成長が速く、大量生産が容易なため、アオダモに代わる選択肢となっています。

      • 希少価値の高まり

        • アオダモの枯渇により、アオダモ製のバットは現在、希少価値の高い素材となっています。
        • この希少性はアオダモバットの価値を高める一方で、一般選手やアマチュア選手が手に入れるのが難しくなっています。

       

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